第6話

「ブラスト・フロー!!!!」




「「!!」」




死柄木、黒霧の前に現れた竜巻。その竜巻は

徐々に間隔が狭くなり、2人を追い込んでいた。

発生させた本人は、オールマイトの前に庇うようにたつ。



「……あーぁ。来ちゃったか……」




「……君は……」




「遅れてすみませんオールマイトさん。話は聞いています。……私が時間を稼ぐので、ゆっくりトゥルーフォルムになっていただいて大丈夫ですよ。」



「あ、あぁ……。…すまない」



「……何言ってるんですか。

命の恩人にお礼をするのは当たり前。

私はそう思ってますから。」




「本当に……君が来るだなんて……」



「…それ以上話せばあなたを遠慮なく殺す。

仲間や恩人を傷つけるのは許さない。」



「こわっ…………まぁいいや。


今回は失敗だったけど……次は殺すぞ。

……平和の象徴オールマイト…。


……お前の『天災』も、潰すからな……」



「待て!!!……行っちゃったか……。」




「すまない……」



「……いえ……逃しちゃいました……すみません……」




「(この声……どこかで……)」




「……大丈夫?」




「……」




「……出久っ!!!!」



「!?」




「……待たせてごめんね。……大丈夫?」




「……?……もしかして…諷璃……?」



「……うん。」





「ええええええええええ!!!!」

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