第4話

『平和の象徴オールマイトに

息絶えて頂きたいと思ってのことでして』




『救うために、個性を使ってください。』



『個性を持て余した輩以上には見受けられねぇよ』




『これなら俺は……クソ強え!』



『生徒達(オレら)にあてられたのが

こんな三下なら大概大丈夫だろ。』



『みんな!待っててくれ!!』



『私が来た!!!!』











「待ったよヒーロー。社会のゴミめ。」





USJに到着し、訓練を開始しようとした直後の事だった。

突然だった。敵(ヴィラン)が多数一斉に現れ皆を襲った。


生徒達は散らされ、13号はやられ、個性""エンジン""を持つA組ヒーロー科の委員長である飯田は学校へ自身の個性を使って助けを求めに向かった。


そうして最初に来たのがNo.1ヒーローのオールマイトだった。



皆を守りながら脳無と戦い続けるオールマイト。

スマッシュを打ち続け、ついに脳無を倒す。




「の、脳無が……!」



「……あの『天災』持ちはいないようですが……」




「……あー…来るかもしれないし来ないかもしれない。

…でも、来られたらめんどい。」



「あと数分もしないうちに増援が来てしまうでしょうが、死柄木と私で連携すれば、まだヤレるチャンスは十分にあるかと。」


「そうだな……そうだよ…そうだ…。

やるっきゃないぜ…目の前にラスボスがいるんだもの……

何より……脳無の仇だ。」

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