第13話   朝

ヨウイチが「レイカ、レイカ。朝だぞ」とレイカを起こした。

眩しい光の中、レイカは「あら?もう朝なの?」と目を擦っていた。

ふぁーとあくびをしたのは一緒に寝ていた小さなハルマだった。

レイカが「ハルマ?おはよう」と頭にキスをした。

ハルマが「えへへ。朝はやっぱり、気持ちいいな」と凄く嬉しそうに話をしていた。

レイカが「ハルマ、ご飯よ」と声を掛けた。

ハルマが「はーい」と大きな声で返事を返した。

朝ごはんは、目玉焼きにウインナー、漬け物、煮物、ご飯、味噌汁を用意して、「頂きまーす」とレイカ達はご飯を食べ始めた。

ハルマが「ウインナー美味しい」と喜んでいる様だった。

フォークで食べる、ハルマは笑顔でご飯を食べ終えた。

「片付ける時は椅子を用意して、洗ってね」とヨウイチがハルマに指示をした。

ハルマが「はーい」と返事をして椅子を立てて、そこに足を置いて、洗い物を始めた。

ジャブジャブジャブジャブと洗剤を使って、食器を洗い、そこら辺は泡だらけで水で洗い流した。

布巾で拭くレイカは、まるで母親の様に思えて、ヨウイチは微笑ましかった。

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