第12話  豊道公園 

レイカが「あ、ヨウイチ君居ないのかな?」と探しても誰も居ない。

レイカが「あ、そうか。今日は休みで土曜日だ。何処か遊びに行こうかな?」としばらく考えて、ヨウイチの家に遊びに行った。

レイカが「ヨウイチ君?あれ、チャイム鳴らしても誰も出て来ない」と驚いていると、ヨウイチが「ゴホゴホ。誰ですか?」と恐る恐る玄関のインターホンから声を掛けた。

レイカが「大丈夫?ヨウイチ君。風邪を引いたの?」と話し掛けた。

ヨウイチが「玄関の門を開けるから待ってて」と声を掛けた。

玄関はガチャンウィインと言う音で、ゆっくりと開いていった。

レイカが玄関を開けると、「ヨウイチ君、大丈夫?熱がすごいから寝ていた方が良いよ」と心配をして、おでこに冷えピタを貼り、ベッドまでヨウイチは歩いていった。

「熱が出てる時は、本を読まないで、ゆっくり休んでね」とレイカがせいの付くお粥を作ってくれた。

レイカが「はい、どうぞ」とお粥を食べさせようとしたが、お粥がヨウイチの手にくっ付いて「あちっ、俺が食べるから良いよ」と海苔の佃煮でお粥を食べた。

その後、すやすやとヨウイチは寝ていた。

レイカは、「そうだ。洗濯物が乾いただろうから取りに行かなきゃ」と誰も居ない家に入って洗濯物を取り込んで、畳んで置いた。

棚に楽しそうに映る家族写真が見えて、レイカは「良いな。家族写真楽しそうで」と嬉しそうに見ていた。

そんなレイカを見て、ヨウイチの横で寝ているレイカにキスをした。

そうしてレイカとヨウイチは、2人で過ごす事が増えてまるで夫婦の様に楽しく、2人でいる事が当たり前になって、2人は結婚をし、幸せに暮らした。

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