第9話 現時点でのカエデのスペック等【資料回】
【勇者カエデ】
本名、如月 楓 (キサラギ カエデ)(18)
日本の都心部の、あまり裕福とは言い難い家の出身である。
彼は、ビール瓶で親に殴られてそのまま路地裏で死にかけている所を女神様が見つけて、異世界に送りだされた。
前の世界から真っ黒な髪の毛を引き継いでおり、身長は176cm、体重は48kgとかなりほっそりしている。
身体が親よりでかかったので、尚更怒りの鉾先を向けられがちであった。
妹がいたのだが、彼女は数年前から行方不明になってしまっている。
身体的特徴としてはあまりご飯を食べさせて貰えなかったせいか身長に比べて軽めの体重になっている。/"もっと食べろ"とは女神の談
瞳の色は前の世界では黒だったが、異世界に来たことにより青色の瞳に変質していた。
ちなみにその瞳は勇者の証として言われているらしい。
人相は割と優しげ。理由はシンプル、こうしないと親に殴られていたから。
反抗的な表情をできるようになったのは異世界に来て2年目ぐらいの頃であった。
自己犠牲の精神が強く、人の為に自分が消費させられる事を厭わなかった。
【能力】
勇者カエデとしての能力は以下の物となる。
・聖剣エバーハートを自由自在に操れるだけの剣捌き。
・勇者専用の魔法である『勇者魔法』を使いこなせるだけの魔力操作と魔法理解。
・驚異的な身体能力。及び特殊な眼である『王勇の魔眼』、魔族の作り出す瘴気などを無効化する状態異常完全無効の肉体と精神力。
『王勇の魔眼』は、使用者に英雄の導きを与える。
・アイテムボックス
倒した魔物や、住民などから貰った様々なアイテムが収納されている異次元空間。
勇者の死後、このアイテムボックスはフリー素材となった。
補足───これらは、あくまでも勇者カエデとしての能力である。
【聖剣エバーハートについて】
聖剣エバーハートは魔族に対する特攻武具であり、かつて世界を救ったとされる勇者の剣でもあった。/使い古しかよ。とはカエデ談
白銀の刀身と金色の装飾、青色の宝石などが埋め込まれた剣。
魔力を注ぎ込むと赤色に光る。
刀身から魔族特攻の斬撃を飛ばしたり、光の剣を自分の周りに展開したりできる。
【勇者魔法について】
勇者魔法は光魔法の上位互換であり、攻守備全てにおいて優れている。
光の武器を作り出したり、光の盾で守ったり、バフや回復など基本一人でなんでも出来るようになっているのが特徴。
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【カエデ】(30年後に生き返った姿)
本来のカエデ。
身体的特徴などは基本勇者カエデと変わらないのだが、それ以外の要素に変更が起きている。
まず髪の毛は真っ黒に白い髪が混ざっていて、瞳も青からくすんだ灰色に変わっている。
全体的に色が抜け落ちたような残念感を感じてしまったとはリティアの談
性格などは3年間の戦いを経て、立派に成長しており、さらに30年後に蘇生された時、当然ながら30年間の成長するはずだった精神力が加算されたことで、より優れた精神を得た。
【
・彼の本来の異世界転移付属能力。
能力名は【
古今東西あらゆる呪を操り、自らの物とする能力。
この能力は人間と聖なる物に対し特攻を持つ。
魔力操作はかなりしやすく、魔力消費量はほぼゼロである。
【
・カエデは基本的なこの世界の属性である『火』『水』『風』『土』『氷』『雷』『闇』『光』と、この世界のものではない属性の『虚数』『量子』『無』『終焉』を操ることも可能。
『外界からの魔法』
アザ■ースの魔法。外の世界から放たれる理を無視した魔法。
これらと呪を混ぜ合わせた魔法を多用する。
【裏アイテムボックス(ヴォイドアーク)】
勇者として活動する際に、制約などにより使用ができないアイテムなどをこっそりしまっていた物。
彼以外が取り出そうとすると、ありえないほどの呪詛を受けてしまうので注意。
【身体能力】
勇者の時の100倍程。(1〜100より上にも行ける)
あくまでも、人間の味方であった勇者時代は、人間としての限界というか人間としてここより先に踏み込めませんよ。という制限があった。
蘇生後はその縛りが無くなっている為、ありえないほどの身体能力を誇るようになった。
・状態異常や魔道具の影響は溢れ出る呪詛により無効化、ついでに反転し祝福となっている。
・『王勇の魔眼』は消滅し、代わりに『外界の邪眼』を使用出来るようになった。
『外界の邪眼』
外世界の邪神の加護を受け、見るもの全ての幻想を破壊する。
具体的に言うと、魔法や魔道具などを破壊出来るらしい。
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【終葬鍵グリムローズ】
本来のカエデの武具にして、恋人であり愛する人。
普段はカエデの体内で寝ており、その際は時折話しかけて来る程度の干渉しかしてこない。
彼女曰く
「干渉し過ぎるのは弱い者のする事よ? 私は恋人として後ろから静かに支えてあげることを至上としているだけなの」
・性格は残虐で容赦なし。
加虐的であり、一応ツンデレに分類されるのだが、あまりにも棘がありすぎてツンなのかデレなのかさっぱり分からなくなっている。
【身体的特徴】
黒髪ロングの女性の形をとる。
武器としての形態は黒い匣が本体。
胸はあまり無いが、それは単に必要としていないから。
決してまな板では無い。決して。
あまり分厚くない上半身に比べて、下半身は結構太め。特に太ももがかなり太い。
服装は真っ黒などをドレスのようなものをまとっている。
様々な踊りを嗜んでおり、踊りに合わせて武具の形態が変化する。
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使用魔法(随時追加)
『カースド・レイ』
光呪魔法の一つ、侵食の光を放つ魔法。
直線上にあるもの全てを貫く破壊の一撃。
『ヴァイラス・テラーカース』
増殖する呪い。
まるでウイルスのように対象の内部で増殖、それは時限式であり、ある時より溢れ出る事だろう。
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一応主人公とグリムについて補足のために書いてみました。
これでキャラ造形が深まっていただけたのなら幸いです。
もし好評だったら、ほかのキャラや世界観などもちょくちょく書いていきますので、良ければコメントなどをお願いいたします。
次回からは第一章、魔道国ユークリプス編が始まりますので、乞うご期待ください。
ここまで見てくださって、面白かったと思っていただける方はぜひ☆☆☆と♡とコメント等をよろしくお願いいたします!
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