第3話
今日は英語の小テストが僕らを待っている。しかも、1問でも間違えたら放課後課題提出という素晴らしいオプションがついているものだ。
学校に着けばよりダルいのは分かりきっているのだ。
もうこのまま二人で帰らないかと、そう言いたかった。
「私、今日の英語のテスト自信あるんだ!」
陸は律儀というか真面目というか、何かに踊らされやすいというか、まぁ、アホではある。
「空はどーせ満点なんでしょ?君には私の苦労なんてわからないんだぁ!」
そんな、泣かれても困る。しょうがない。
行くか。
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