第25話 大移動

今日は、遠出だから親衛隊を久しぶりに付けている。やはり黒い軍服が大人数で動くと少し目立つらしく、近隣住民がヒソヒソと、騒ぎ立ている。

そして、かなり歩いてリモーロに教えて貰った秘密の港に着いた。暫くして、conqueror連合艦隊が港に止まった。


「何ですか?この大艦隊は?」

「今から、秘密の島へ行く。そこで、乗り換える、そして高い場所に行く。ルシナは、そのまま船で行く?」

「いや、下が見れないなら、大丈夫です。」

「なら、いいけど。じゃあ皆んな、船に乗ろ。」

『はい!』


〜〜〜戦艦の甲板〜〜〜

日向ごっこを、していたらクリストに話し掛けられた。とても真剣な顔をしてる。


「ボス、1つ聞きたい事があります。」

「? 何が聞きたいの?」

「何故、僕達双子を組織に入れて、ここまで良くしてくれるのですか?裏社会の組織は、僕達を使い捨ての駒として、使われるのに。だから疑うのです、裏でどんな思考をしてるのか、と思ってしまいます。」

「つまり、裏の思考が知りたいと。」

「はい。」

「う〜ん・・・じゃあ、少し話してあげる。僕は、とても大きいを持っている。1人では、絶対に叶えられない野望、それが裏の思考かな。」

「その野望は教えて、くれないのですか?」

「うん、大量の戦力がいる、だけかな今言えるのは。だから使い捨ての駒になんか絶対にしない。」

「そうですか。ボスが僕達を使い捨ての駒にしない、と聞けたので帰ります。」

「うん、また聞きたい事が、あったら来て。」

「はい、わかりました。」


ふあぁ〜いい感じに、お日様があり、眠たくなってきた。少し一眠りしよ。


〜〜〜1時間後〜〜〜


「zzz zzz」

「ボス〜起きて下さい〜・・・仕方ない。」


そして、橘はポケットから、スタンガンを出して、坂下に当てた。


「痛うっ!何だ 橘か、もしかして着いた?。」

「はい、着きましたので、早く降りて下さい。」

「は〜あ よく寝た。」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る