第5話 リモーロ島支部

日輪和親条約が締結して数週間後には、巨大な軍事要塞ができていた。


リモーロ島の面積は約9400km²(青森県と同じくらい)で島の1/2しか居住してないらしい。


駐屯兵は、第11師団・第12師団の2万と幹部である張 俊龍チャン ジュンロンである。青い髪をした男で死線藩しせんばんと言う、台湾マフィアのトップだった。今は死線藩ごとConquerorの傘下に入ってる。


リモーロ島支部で正幸と橘と張の3人で会議をしていた。


「リモーロ島には、マフィアやヤクザなどの反社会勢力はなく、代わりに暴走族が深夜に徘徊してます」


「張 制圧できるよね?相手は一応、ガキだから、殺しはダメだからね。半殺しはいいけど。」


「もちろんでございます 我ら死線藩に出来ない事はないです。」


「橘、本土の情報何か入手した?」


「いい情報としては、昔リモーロ一族は、レミス王国の内務大臣を務めていて、政権争いに敗れここに来たらしいですが、その逃げる時に使った港があるらしく、秘密裏に今も使われてるそうです。」


「その港を使って本土に侵入すると、いい計画じゃん。あとで具体的に決めよ」


「了解しました。」


〜深夜〜


暴走族の溜まり場に数人の男が現れた。


「死線藩の張 俊龍と言います、君達にお灸をすえに来ました。」


張は青龍刀で、突っかかって来た雑魚数人を峰打ちで仕留めた。張は青龍刀、免許皆伝の実力を持っており。台湾裏社会に名を轟かせていた武闘派だ。


「お前何者だ?」


暴走族のボスは足が震えていて、キモかった。


「君達深夜に大声で喧嘩しているから、近隣住民迷惑してるの知らない?」


張は暴走族のボスの首を、薄く痕が残るように斬りつけた。


暴走族の全員が恐怖して皆、蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。


「定期的に狩れば、いつか解散されるでしょ。」

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