「弱者男性」が気になるアラフォーオバチャン

まりさろばーとそん

第1話 「弱者男性」問題は女が悪いだけでは解決しないと思ったオバチャン

どうもこんばんわ。新連戦です。地動説アニメ見たくてもなかなか見きれてませんが、今回は新連戦です。それは最近時々話題になる「弱者男性」問題です。弱者男性問題はかなりホットなワードなのですが、なぜか結論が煮詰まってしまって女が悪いとなってしまって、その弱者男性が目の敵にしてる女も、女から見ると「こんなの現実にいるんか?」と思うような女像で、なんかズレてる感じが凄いわけですよ。


なので「弱者男性問題」を抜本的に解決するには視点を変える必要があると思ってるのですよ。だから、オバチャンの目線から「弱者男性」を見るという視点を変えることが大事だからです。さらにもっと言えば、「弱者男性」が「弱者」から抜け出すには、オバチャンパワーが必要な気がするんですよ。男が大人になるのもオバチャンパワーが。


いつまで経っても中二なおぢさんは、20代の若くて可愛いきゃぴきゃぴした女と違って、アラフォーのオバチャンは可愛くもないし口うるさいので、BBAが!と言いますけどね。


この記事では、アラフォーのオバチャンから見た「弱者男性」問題を語る記事です。よろしくお願いします。


さらに言えば、「弱者男性」問題の本質は資本主義の問題です。百何十年前にカール・マルクスが指摘した事がそのままなのです。


フェミニストを目の敵にしてる「弱者男性」は、そのフェミ像が高学歴のバリキャリ女子しかいなくて、冴えない旦那を持つ主婦や、非正規のゆんゆん女子(自分の好きなことで自己完結してる女子)や、シンママなどの女が一切視界に入ってないのはどゆこと!?と思ったのですが、これを古めかしいですが「階級闘争」という言葉で表すと、よくわかるわけですよ。


資本主義が進めば進むほど格差が拡大して、仕事に尊厳が得られないとかそういう話なのですが、そういう話をするとなぜか反共が大好きな人達から思想的偏向などと言われてしまう。


思想に関係なく、「弱者男性」の問題は資本主義のせいだと思うのですが、アメリカ系の国って「反共」がイデオロギーですので、「階級闘争」を誤魔化すために必ず対立を煽るのです。それが黒人だったり、移民だったり、フェミだったりするわけですが。


なのでイデオロギーに関係なく、「弱者男性」の問題を考えたいのです。それなのですが、やはり「弱者男性」の問題は資本主義に原因があります。イデオロギーの問題ではありません。


そもそも「弱者男性」問題は、昭和の時代の「当たり前」がないという所が前提になってます。そもそも女はそこから排除されてるわけですが、おぢさんは昭和の時代のように会社に勤め続ければ自動的に偉くなって、結婚もできて家も買って子供を大学までやってというのが当たり前でみたいな話になってる。


この昭和の時代の当たり前が、実は東西冷戦下で、資本主義を修正した中で実現した事なのです。


それを実現するには、社会主義か福祉国家をするかなのですが、社会主義も福祉国家もおぢさんたちは嫌いな人が多い。


資本主義が進めば進むほど、仕事で尊厳を持てて威張れてなんて事はできないのは、初期の資本主義を見ればよくわかるのですが。


それに日本は、1945年の敗戦での宗教的情熱を会社への活動に変換してきたのです。宗教団体を利益追求のカンパニーに変換するから変なことになるのです。


その辺りの戦後史の影響などから考えて、弱者男性問題を考えてみたいです。


私は資本主義の問題と戦後史のしくじりなどが弱者男性の問題となってる気がします。


だからこそ、何世紀もかけて社会制度を作ってくれる家系が必要だったのだと思います。

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