第8話 旅の準備




 

 忘れていく記憶

 薄れたはずの言葉

 怯えた過去

 強く生きる時間

 


 君の音色が 動く

 ゆるやかに  うつくしい



 僕の旅が静かにはじまる

 君の指先は  濁りを弾く

 会いたい言葉たちが

 あらゆる生命に

 讃歌を贈るだろう

 

 






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る