第5話 黒歴史絶賛アップデート中

今日も今日とて赤ちゃんプレイをして黒歴史どんどん更新して日々を過ごしているマーティーです。


もちろん仕方がなくやっているだけですよ?ほんとですよ・・・だって異世界転生してもお腹はすくんだよ?


赤ちゃんプレイをしていても変な扉は開いてないですよ、開いてないよね?


そんな感じで日々を送っているのですが美男美女の両親の会話や僕に赤ちゃん言葉で話しかけられている話の内容から推測して


どうもこの世界には魔物と呼ばれる存在がいるらしい・・・まじか~黒い猫さんが魔物だったらどうしよう。



そして魔法もあるらしい、らしいというはまだ見たことないということだ。


家の中に突然魔物が現れたらそれこそびっくりだし、父と母が魔法を使っているところを見たことがないのだ。


もしかしたら使ってるけど見えない感じってもの疑ったが使ってないと思う。


両親が話している感じからするとたぶん?母は使えるような話ぶりだ。


だがさすがに赤ちゃんの目の前で使うことはないようだ。使ってくれていいんだよ?むしろ見せて!


よくある異世界転生物の生活魔法みたいなのはあるかもしれないがそれもまだ見てない。


あれあるといいよな~生活魔法。あれって実はすごく有能で使い勝手いいよな。


だって火は起こせるし、水は出せる、風も暑い日には有効、土は・・・まぁ使い方しだいか。



これはとても残念なお知らせなんだが、黒い飼い猫さんは家にはいなかった・・・


この世界には魔物がいるんだから、前世でいうところのペット的な扱いの動物などは魔物の格好の餌になってしまうのかもしれない。


しかし使い魔を送るとは言っていたから、ペットではなく魔物をテイムして従える従魔のような存在がいるのかもしれない。


なら僕はテイマーなのか?テイマー転生物?モフモフ系?たくさん従えての無双系?


夢は広がるがすべてまだ確認はとれてはいない。


最近は少しづつほぼ寝返りに近いのだが体を動かせるようになってきた。


子供ってほんとに何歳ぐらいから歩けるようになるんだろうか?


自分が何歳で歩けるようになったかなんて覚えてる人いる?


前世では一人っ子だったし、身近な存在に小さな子はいなかったからよくわからない。


なんとかして早く動けるようになっていろいろな情報を知りたい。


一番の目的は黒猫の使い魔?を見つけて、なぜこの世界に来たのかを知りたいところだ。


ま~魔物がいるそうなので、魔王とかいてそれを倒してくれとか言われても嫌なんですけどね。


ラノベでは転生なんかされて魔王を倒す的なことイヤイヤながらするなんてあるけど、


あれどう読んでも最初はどうあれ途中からイヤイヤやってるように感じないんだよね。


周りの人たちに巻き込まれて的な展開で仕方がないみたいな言い訳してるけどどう考えても巻き込まれにいってるよな~


なんかそんなこと考えてると自分もフラグが立つような気がするので忘れよう。



いまはいろいろ考えても仕方がないので母が近くにいない間に魔法の練習をしたいと思っている。


したいと思っているのだが、どうやれば魔法が使えるようになるのかまったくわかりません・・・


そう、たとえ黒歴史が新たに増えようともこれはどうしても必要なことなので


あれをやってみた・・・


そう・・・あれですよ、あれ。。。ラノベでこれをやらなかったら逆にダメでしょっていうお約束


「すてーたーおーぴゅん!」


ステータスオープン!と言ってるつもりだがまだしっかり発音できないです。


これはどうしても通らないといけない道だったのだ。


僕がが大人の階段?を登るためには必要なことだったんだ・・・


たとえ登った先に何もなくとも・・・そうそこに山があったから、ここが異世界で魔法が使える世界だからだ。


そしてこれもある意味お約束で何も起こりませんでした・・・。こっちのお約束は要らなかったんですけどね。


やったあとに思わず恥ずかしさを我慢できずに


「ああああぁぁぁぁ!!!!」


と叫んでしまって母が突然泣き出したと思って驚いて部屋に来てしまった。


マザーよすまない、君の息子にはどうしても必要なことだったんだ。


また熱が出て泣き出したと思ったらしく、びっくりして部屋に飛び込んできた。


ほんとうにすみませんでした。


これからは必要に迫られて黒歴史が増えるようなことをしても声には出さないようにしないといけない。


反省してます、ごめんなさい。



だがこれで終わりではない。


もう一つこれもどうしても必要なお約束というか確認作業があった。


そう!魔法といえばみなさんご存知の


Don't Think. Feel!!!


考えるな、感じろってやつです。


偉大なるブルース・リー先生の名言ですが実際に映画を見たことはないです。


ネット情報ですみません・・・リー先生。


暗闇の声の主がスキルをくれたらしいのですが、スキル=魔法なのか違うのかどうもわからない。


魔法があるなら魔力?というか魔法を発生させるための何かを感じる作業が必要だと思ったわけですよ。


それはできたのかと聞かれたら、はかどってないというかやり方さえわかりません。


へその下あたりになんちゃらかんとかって話ももちろん試しましたよ。だってお約束だもん。


自分の赤ちゃんボディのおなかがぷっくりしているのを再確認したこと以外は変化なしでした。



呪文的な何かを詠唱するば出るのでは?と思ったこともありました。


が結果は・・・当然何も起こりませんでした。


一応僕なりに考えて火魔法は室内で使っちゃあぶない、もし万が一使えたはいいけど火事になったら僕ここから動けないから異世界転生数日で焼死しちゃう。


なので誤魔化しがきく初級水魔法といえばウォーターボールですよ、もちろん部屋の中は静かなものでしたよ。


世界ってこんなに静かなんだって再確認できるぐらい何もおこりませんでした。


もしかしたら属性?的なあれがあるかもしれないと思って仕方がないがよくある属性初級魔法を詠唱してみた。


やはり世界は静かなままだった・・・魔法が強すぎて天井が吹っ飛ぶとか壁を壊してしまったなんてことは起こりませんでした。


いやいやだよ、ほんとに必要だから詠唱したけど、ヒールとかダークほにゃららとかもやってみたけど・・・



今の自分は言ってみればただ前世の記憶がなんとなくあるだけの赤ちゃんという何ともいえない微妙な存在になっております。


それでも寝て起きて栄養摂取をして、また寝て魔法が使えるかどうかいろいろ試している。


やってみないとわからないし、それ以上に寝ている時以外暇すぎなんですよね。


音楽なんかが聞こえてくるならまだそれを聞いて暇つぶしになったりするんだろうがそれもない。


何かのきっかけで突然魔法に目覚め異世界魔法チート本日からスタートです!ってなるかもしれないでしょ?


異世界行ったらさやっぱり一番にやりたいやつじゃん。


これでいいのか~~~僕の異世界ライフ!


とにもかくにも早く動けるようになりたいです、ほんとに・・・

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