第8話
「カレー少し冷めたかも」
リビングに戻ればソファーに座ってカレーの容器を袋から出してくれていて
自分の横に私のカレーを置いてくれている
そして食べろと言わんばかりにサラダの容器も蓋を開けておいてある
「いただきます」
おとなしく横に座って、既に割られた割り箸を持ってサラダから食べ始める
鳴海が横でカツカレーを食べるのを見ながら
毎日これが続けばいいのにな、と思いながら黙々とご飯を食べる
誰かとたべるごはんが、1人の時より何倍もおいしいことを鳴海は教えてくれた
必ず一緒に居てくれるし、自分が食べなくてもごはんの間はそばに居てくれる
私は、そんな鳴海が大好きだ
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