第6話
移動教室から自分の教室へ戻ってきたら
わたしの机とカバンがなくなっていた。
教室全てを確認したのだが見つからず、廊下へ出てみた。
そこには冷たくなった
わたしの机とカバンが放置されていたのだ。
廊下から教室へ机を戻すことが恥ずかしくて
一刻も早くこの状況から抜け出したかった。
その時「待つよ」と後ろから声がした。
下を向いていたわたしは顔を上げた。
そこには同じクラスの
『ありがとう。』
嬉しかった。
けど、、わたしに手を貸したら
近藤くんまで巻き込むかもしれない。
そう考えていたときに気がついた。
さっきの件で謝らなかったことに対しての仕返しだと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます