第5話    新たな人生

キョウコは「私、最近あまり良い事して来なかったし、もしかしたら旅に出るかも」とヤスコに話をした。

ヤスコが「そうなの?どこへ行くの?」と声を掛けた。

キョウコ「うーん、皆と会わないところかな」と楽しそうに話をしていた。

ミネコが「あら?ヤスコちゃん。こんな所で何をしているの?」とヤスコに話し掛けた。

ヤスコが「あ、ミネコちゃん。久しぶり。最近良い事あったの?」と聞かれて、ミネコが「仕事で興味のある事で、事務の方に行こうと思って居るの」と返事を返した。

ミネコが「ヤスコちゃんは?」と聞き返すと、ヤスコが「あ、ごめんね。今から妹のヤヨイのお迎えに行かなきゃならないんだ。怒られちゃうよ」と急いで、バックを自転車のカゴに入れて自転車で30分に幼稚園に着いた。

幼稚園に着いて、ヤヨイが「お姉ちゃん。遅いよ?待って居たんだからね」と幼稚園の前で腰に手を当てて怒っていた。

ヤスコが「遅くなったね。待たせちゃってごめんね」と自転車を後ろに停めてヤヨイを乗せた。

ユウミが「キョウコ、あの時はごめんね。友達なのに見て見ぬ振りをして、何もしなかった私も悪かった。ごめんなさい」と謝りに来ていた。

キョウコはまた、ユウミと仲良くする事ができて、嬉しそうな顔をしていた。

キョウコは家に帰ると、荷造りを初めて着替えなどをバックに詰め込んだ。

ユウミが「何処へ行くの?」とメールが来ていたので、キョウコは「ロンドンに行くつもり」と笑顔の顔文字を載せた。

キョウコは羽田空港にいて「これで良し!じゃ、行って来るね。皆元気で」と皆に手を振っていた。

ヤスコは「寂しくなるけど、たまには手紙を書いてね」とキョウコに手を振り伝えた。

ミネコも「キョウコちゃん、また会ったら食事でも一緒にしようね」と手を振って伝えた。

ユウミも「またね」とキョウコに手を振って別れを惜しんだ。

キョウコは、もう一度手を振り飛行機に乗って行った

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