濁流
そうやって体調を崩していてふと精神科を受診することを薦められた。そこで症状を話すとわたしはホルモンバランスが悪く何種類もの薬を処方された。そしてカウンセリングを受けた。
その薬は強くて体に合わずに数ヶ月かけて薬を減らしていった。それと同時に会社に掛け合い定時で上がれるようにしてもらった。
その分残業代が無いので、とりあえず減らせる食費を減らしていった。
残業できないと周りからの目が怖い。この悪口は現実なのか幻聴なのか、いま仕事してるわたしは現実なのかどんどん分からなくなっていた。
現実と夢がどんどん近づいて境目が溶けていく感覚が無くなっていった。
そんなとき主治医から仕事を辞めることを薦められ、泣きたくなるほど嬉しかった。
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