第4話 韓国脳化する日本社会
今の体育会の学生とは、一般的に「道場や練習場や試合の時だけ真剣になればいい。練習以外は、一般学生と変わらない軽いノリで生きる、というようです。
しかし、私たちが体育会であった頃は、一見ガラの悪そうな柔道部も空手も合気も日本拳法部も「24時間、詰め襟の学生服を着た真剣なバカ」という精神でした。
練習以外でも、道場と同じで口数が少ない、キビキビしている(緊張感がある)、道着と同じで汗で汚れてすり切れているヨレヨレの服でしたが、心は結構純真で新鮮でした。これをして昔は、蛮カラ((ハイカラをもじって対応させた語)風采・言動の粗野なこと)と呼んだのです。
まっ黒でボロボロな学生服の下にある人間性というか、内面的な存在感で体育会(的なバカ → 恥も外聞もないひたむきさ・真面目さ・朴訥さ)を表していました。
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大学2年生の夏休み、長距離フェリー乗り場で順番を待つ、ガラの悪そうな格好をした(オールバックにアロハシャツ、白のコットンパンツにビーチサンダル)私に「目的地へ着くまで一晩、子供(小学校3年生)の面倒を見て欲しい」と、上品なお年寄りから恃まれました。いかにも育ちの良さそうな男の子も、すぐに私になついてくれました(結局、私が一晩12時間眠りっぱなしだったので、全く面倒を見ませんでしたが)。
映画「悪名」における田宮二郎のようなガラの悪いヤクザ風スタイルでも、根は正直で優しいという本性を、老人も子供も一瞬で見抜いてくれたと、今にして自己満足に浸ることのできる思い出です。
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街で見かける今どきの体育会の学生とは、皆こぎれいなジャージや、ユニクロみたいなナヨナヨした腹なんか着ていますが、筋肉ムキムキだけで自分が体育会である、という主張をしているような人をよく見かけます。
そんな彼らが、大勢でつるんで、キャッキャッ言いながら街を歩く姿を見ると、中身(精神的に)は女子高生並と(昔の私からすると)感じます。
思うに、彼らは朝から晩までスマホとばかり話をしているので、現実には孤独でしかたがない。だから、いつでも仲間と連れだって歩く。女子高生のようにペラペラ・キャッキャッいいながら歩く。不思議なことに、体育会女子大生の集団の方が、無言で歩いたり自転車で走っている(女性は月のものがあるので、大人になるのが男性よりも早い、といわれますが)。つまり、20歳近くになっても「自我の覚醒ができていない」から、いつまで経っても独り立ちできない、図体ばかりでかい男が多いのです。
最近の日本(人男性)は韓国脳化している → 精神的に弱くなっていると、何かにつけて私は感じるのですが、街を歩く体育会系の男子学生を見ているとそう思います。
精神的に弱い男はどうなるか、というと、若い時には暴走族(スタイルの生き方)、大人になると警察官になる、ということ。
○ 暴走族の、あのインパクトのある名前・看板(極悪、ブラックエンペラー等々)・バイクの爆音・集団の力で人々を圧倒するスタイル。
○ 白いゴキブリと呼ばれるパトカーという看板・サイレンという不快な爆音・必ず2人でつるんで歩く習性(昔の警察官は、一人で自転車で巡回していました。)。
日本人全体が韓国化(臆病になる)しているせいで、警察官も一人で交番に居ることができない。一人で歩いたり自転車で街を巡回・巡邏できないようになってしまった。
今どきの警察官は。防弾ガラスのパトカーで防弾チョッキを着て、警棒や拳銃を持ち、常時無線で本部に見守られているという、まるで乳母車の赤ちゃんのような環境でしか警察官としての仕事ができない。
これをして、私は韓国脳というのであり、上から下まですべての警察官のみならず日本社会全体がそうなっているのは間違いない。
そして、それは止めようがない。在日韓国人というよりも、国際金融資本といった、とてつもなく大きな力がそういう流れを作り出しているのだから。
ただ、在来種純粋日本人と韓脳との区別ができるようにしておくべきだと思います。
先のない私のような人間は、生きている間にどうこうというよりも、在来種純粋日本人としてあの世に行けるように、いま努力している、というわけです。
ここ3ヶ月ほど、イスラム教徒(の超がつくくらいの真剣味)を知る機会が増えたというのは、まさに天命というか運命というか、はたまた、ただの偶然なのか。
彼らの真剣な表情・(自我を確立しているが故の)ずっしり重い存在感を知ったが故に、毎日見ていた体育会系の学生たちのことが更によく見えてきたのかもしれません。イスラム教徒に比べて真剣じゃねえなー、なんて。
もちろん、私も、彼らの真剣味によって、会社員時代のクレージーな自分を思い出し、残り少ない人生を頑張ろうという気にさせてもらいました。
2024年10月8日
V.2.1
平栗雅人
大学日本拳法とイスラム教 V.2.1 @MasatoHiraguri
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