第2話惚れてんじゃねえよ
「いやなんで惚れてるんだよ」
「だってわたしのこと身を呈して助けてくれたから」
「いやまてやごらこの世界は惚れたら妊娠をする世界のはずだろだったら出来るだけ惚れないようにしろや」
「好きになったものはしかたがない」
「仕方がないじゃねえわ」
「なによ美少女に惚れてもらえるんだから嬉しいでしょ」
「自分で美少女とか言うやつは本当は美少女じゃないんだぜ」
まあ実際のところは本当に美少女に見えるんだけど
もうなんか険悪な雰囲気を放ち始めてヤバイなと思ったので俺は冷静を取り戻し謝った
「ごめん」
「わたしこそごめん」
「それじゃあこれからどうする?」
「どうしよう?」
「お金とかは?」
「持ってない」
ポケットを見たが日本のお金しか入っていなかった
一応これが使えるのか聞いてみる
「これって分かるか」
「なにそれ」
やはりここでは使えないらしい
お金もない俺たちはこれからどうすれば良いのだろうか
とりあえずなぜお金がないのかだけ聞いてみることに
「なあなんでお金がないんだ」
「そりゃお金を取られたからよ」
「もしかしてチョロすぎてイケメンに取られたとか」
「ねえなんだか勘違いをしているみたいだけどこの世界は男性が少ないからわたしが惚れてしまっただけよ」
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