ブラドとデート by リース

第214話

《視点:リース》


次の日。


ブラドは仕事が休みのため、今日デートすることになった。


城では人目につくため、コージーさんの家で変身(?)することに。


以前に、ルイスにプレゼントされた服を着ることにした。


ピンクのブラウスに、青のギンガムチェックのキュロットだ。


ファリスが用意してくれた黒髪のかつらをつけると、背中までの長さだった。


アーク国の晩餐会で使ったかつらと同じ感じのものだ。


「ふふっ。可愛いよ、リース。あとは、俺が化粧をしてあげるからね。」


ファリスに化粧をしてもらうと、側で見ていたルミエルとレミさんも驚きの声をあげた。


「リースさん。きれ~~!」


「本当に、可愛いわね~~。でも、こんなに可愛くなっちゃうと、ちょっと心配。」


「ちゃんと、ブラドに言うから大丈夫だよ。」


もう一度、ちゃんとヒューイが好きだと言わないと………………。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る