第145話

休憩になってから、コージーさんが、リースさんに声をかけた。


俺は、遠くから様子を伺う。


「リース、ちょっといいか?」


「何?コージーさん。」


「気まずいのは分かるけど、あまりブラドを避けてやるな。ブラドの奴、気にしてたぞ?」


「う、うん………………。分かってるんだけど………………恥ずかしくて、ブラドの顔が見れない。」


「まぁ、あからさまに避けるのだけは、しないようにな?」


「うん……………………。」


リースさんが頷くと、コージーさんは離れていった。


一体、何が理由なんだ………………?

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