第65話
左右から二人同時に打ち込むが、左からのケインの木刀を振り払うと、右からのカインの木刀をひらりと避けた。
そして、カインのお腹を軽く薙ぎ、オレはケインの顔の前に木刀を突き付ける。
「くっそ~~!」
ムキになったカインが突っ込むが、木刀を弾き飛ばした。
そうして二人から9本ずつ取ると、
「最後は、オレの最高の技で相手するよ!」
と、オレは居合いの構えを取った。
カイン、ケインと順に突っ込んで来るが、オレは勢いよく二人の木刀を弾き飛ばした。
「オレの勝ちだね。今日は指示に従ってもらうよ?」
「ちっ。」
「……………………分かった。」
カインは舌打ちをし、ケインは小さな声で答えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます