第40話

コージー「当時、国に残してきた娘のルミエルは5才。リースが泣いていると、娘のルミエルが泣いているように見えたんだ。」


ヒューイ「大丈夫ですよ、コージーさん。リースにも聞いてましたから。少し前に寝言で、コージーさんとお風呂に入ったとか言ってましたよ。」


フィリップ「寝言で?」


リース「ちょうど、今の話の頃の夢を見てたんだ~。そうしたら、寝言を言ってたみたい。」


コージー「リース………………。恋人と寝ている時に、他の男の名前はまずいだろ………………?それに、一緒にお風呂に入ったとか……………………。」


さすがに呆れ気味のコージーさん。


リース「そんなこと言われても……………………寝言だし。寝ている時なんて無意識だから、どうしようもないよ……………………。」


ヒューイ「俺は気にしてないから、いいさ。……………………そういうところも、リースらしいしな。」


フィリップ「ふふっ。愛されてるね、リースさん。」


リース「あ、愛って………………!」


真っ赤になる、リース。

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