第41話
ヒューイ「ふふっ。愛してるよ、リース。」
フィリップ「ははははっ。ヒューイ君のそういうところ、好きだな。」
ヒューイ「リースは、ハッキリ言わないと伝わらないタイプなので。」
フィリップ「まぁ、確かにね。それにしても、ファリス君は、全く話さないね。寡黙なタイプなのかい?」
今まで、全く話をしていないファリスを、フィリップ王子がじっと見る。
ファリス「寡黙というわけではないですよ。俺は、ヒューイ様とリースの“やり取り”を見ているのが好きなので。」
そう言って、ファリスはニコリと微笑んだ。
フィリップ「そうか。二人の微笑ましい”やり取り“を見るのは楽しいからね。」
ファリス「えぇ。」
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