二人の小さい頃 by ヒューイ

第34話

《視点:ヒューイ》


(引き続き、会話中心に。)


フィリップ「昔の二人の話、もっと聞かせてくれ。」


コージー「分かりました。ヒューイ君がリースを連れてきたのは、本当に突然だった。ルーク先生と生徒がいる道場に、リースの手を握りしめたヒューイ君が入って来て、


『先生!リースを助けて下さい!』


と、叫んだんだ。俺を含めて皆、驚いている中、ルーク先生だけが、


『ヒューイ、どうしたんだ?』


と、二人に駆け寄っていた。」


ヒューイ「あの時は、リースのことで必死だったんで。」


コージー「それで、先生が事情を聞いて、しばらく二人とも住み込むことになったんですが………………ふふっ。」


話の途中で、コージーさんは思い出し笑いをした。

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