第33話
フィリップ王子、結構鋭いな。
晩餐会の後に、やっとリースの”全て“が俺のになったからな。
コージー「そうなのか?昔から二人は好き合っていたけれど、今は恋人同士なのか?」
ヒューイ「はい。公にはしてないので、内緒にしておいて下さい。」
コージー「分かった。でも、そうか……………………。」
じ~っと、俺とリースを見るコージーさん。
フィリップ「コージー。昔のヒューイ君とリースさんは、どんな感じだったんだ?」
コージー「そうですね………………リースは今とあまり変わらない感じの、可愛らしい女の子でした。ヒューイ君は………………昔は見ていて危ない感じでしたね。」
ヒューイ「危ない?」
コージー「あぁ。リースをルーク先生の所に連れてきたばかりの頃は、リースよりもヒューイ君の方が悲愴感が漂っていたよ。」
ヒューイ「悲愴感って………………。」
コージー「俺は当時30才。そんな俺からすると、二人とも危なっかしくて、心配でならなかったよ。」
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