第32話
リース「えっとね、オレの親友の勧めで、旅をする間は男の格好をすることにしたの。女の格好だと危ないからって。」
コージー「そうか。まぁ、確かにな………………。」
フィリップ「それに、リースさんは男慣れしていないからね。アーク国での晩餐会では、長い黒髪のかつらをつけていて、本当にきれいだったよ。」
コージー「そうなんですね。可愛いリースを、また見てみたい気もするな………………。」
リース「えっと…………えっと……………………今は男の格好の方が落ち着くもん。」
少し照れる、リース。
コージー「ふふっ。でも、中身は全く変わってないな。」
フィリップ「でも………………晩餐会から、少し大人になった感じがするね。ヒューイ君との仲が、進展でもしたかな?」
ファリス「くすっ。」
リース「えっと…………………………。」
ファリスは笑い、リースは赤くなって俯いた。
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