第4話
少年の必死な様子に、若い兵士が声をかける。
若い兵士「ヒューイ君。何故、エドワード様に会いに来たの?」
ヒューイ「俺は……俺は……!」
若い兵士をじっと見つめ、理由を言おうとするが、どうしても言えないようだ。
若い兵士「困ったな……。どうします?」
もう一人の兵士に尋ねると、
兵士「ヒューイ君。エドワード様は、君のことを知っているのか?」
と、尋ねた。
ヒューイ「はい。青色の髪のヒューイが来たと伝えてもらえれば、分かってもらえると思います。」
兵士「そうか。…………。」
兵士がヒューイをじっと見ると、ヒューイも兵士の目をじっと見つめた。
兵士「分かった。エドワード様に伝えよう。ここで待っていてくれ。“イザーク”、この子とここにいてくれ。俺がエドワード様に話してくる。」
イザーク「はい。“アランさん”。」
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