アメリカ人のナード小説家が1980年代に逆行転生するお話です。
なにせ、未来の作品を知っているわけですからかなりのアドバンテージ、大して苦労もせずに大成功を収める……と思いきや、主人公は80年代アメリカの人種差別という大きな敵と戦わなくてはいけない、というストーリーです。
それまでの人生経験と未来知識を武器に差別を越えていく主人公の姿は痛快です。
文章がちょっと不思議です。AIの力を借りているか、もしかしたら他言語からの翻訳かもしれません。固有名詞や表現に揺れがあり、読みにくいです。
ただ、それも異文化ただようこの作品の良いフレーバーと言えなくもないです。