クリエーターの交流による私の中でのターニングポイント

 「鬼畜お題企画」で、作品を提出しては殴られ(良くなるための指摘)提出しては殴られ(ホント凄かったよ)累積ク◯ポイントという企画独自のポイントをどんどん貰いました。

 累積◯ソポイントはこの鬼畜お題企画の名物ともなり、誰が一番多くポイントを獲得できるか。そんな水面下での戦いが繰り広げられていました。(最初っからぶっちぎっていたけど)

 作品を提出するたびに、ボケたつもりは無いのだけれど、鬼教官の的確なツッコミにより、私と鬼教官の漫才のような光景がエピソードの中、見てとれました。企画参加者もそうですが、タイムリーで追いかけてくれた読者は楽しんでくれたと思います。


 1か月。こうして鬼畜お題企画で少しずつ力を付けていく中、自主企画の欄を眺めていると、別の興味深い自主企画が目に入りました。主催者のSO様(仮称)の企画で内容は「歴史オタクが異世界転生して活躍する物語が読んでみたい!」というものでした。


 これ先陣切って書いてみよう。他にも参加者が出てきて、交流が広がるかも。


 ここで書き始めた作品が非常に大きかったです。2週間の企画開催期間中は頑張って毎日更新しようとキーボードを打ちましたが、いやー、これがキツイのなんの。歴史に詳しくない自分。何度心が折れかかったか。

 毎日PV2。主催者のSO様の他にも応援ハートが付く。そうなんです、鬼教官がこの作品を読んでいてくれました。「この二人の為にも頑張ろう」よく歌い手が皆多数大勢ではなく一人に向かって歌った方が皆の心を揺さぶる。そんなことを思い出しながら書き続けました。

 頑張って書き続けた結果、大きな物を得ました。それはコメディにおける会話劇の自分の型が出来上がったことです。具体的には主人公は周りの登場人物を呼び捨てにするのに対し、魔族キャラは主人公に向かって「王」、勝つことが出来なかった修行僧に向かって「ぬし」、修行僧は眷属になった魔族キャラに向かって「タンちゃん」という具合に、話かける相手への呼び方をキャラごと全て、違う呼び方にする。セリフの中で誰が誰に向かって話しかけているのかが分かるようなシステムが出来上がったのです。本当にこれは大きかったです。地の文を適度に挟みながら、テンポよく会話を繰り広げる。コミカルなやり取りをしやすくなったのは、この作品を書くきっかけになった自主企画のお陰なのです。どんな作品だか気になる方は「シャルロットに呼ばれて」という作品名なので、是非ともチェックしてみてください。


 ん? 鬼畜お題企画から脱線してるよ。その話じゃないの?


 では、次のエピソードから元に戻りますか。

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