なんか俺のイメージが変になってないか!?
「
「……ううん、ごめんなさい。今日は
「えっ……?」
放課後、
「
「待っていれば
そう言い残した
この場面だけを見て、『
「?? ……よく分からないけど、とりあえず
要領を得ない
「良かった……待っててくれたのね、ハル」
「
「ふぅん……あの執着が強いネコ科にしては我慢したわね……」
「執着……?」
「ううん、何でもない。それでね、ハル……この後ちょっと付き合ってくれない? 帰りに寄りたいところがあって……」
「寄りたいところ? いいよ、一緒に行こうか」
「うん、ありがとう!」
顔を綻ばせる
「ん~……♪︎ 美味しい……♪︎」
そう言って表情を緩める
そう、学校を出た俺と
「ん……めっちゃ久しぶりに飲んだけど、確かに美味いなこれ」
「でしょ? 頻繁には行けないけど、新しいのが出たときぐらいはねぇ……」
「……カロリーえぐそう───」
「ハル、禁句」
「ひぇっ」
スッと目を細め、こちらを睨み付ける
「……まぁ、多少は気にしてるけどさ……最近ちょっとお肉ついてきてるし……」
「い、いや全然!
「そう……? ハルがそう言ってくれるなら……」
ギリギリセーフ!
本当、どうして俺はこう……見えてる地雷を踏みに行ってしまうのか……。女子にカロリーの話は地雷だって明らかなのに。
少し会話が途切れ、気まずい空気が流れる。何か別の話題は……あっ。
「そう言えば
「っ……! それ、
「そ、そうだけど、どうした?」
頬を仄かに赤く染め、こちらを見上げる
慌てたときとか、驚いたときの反応だな……。
「何かの記念日とか?」
「そ、そうじゃないんだけど……」
「うーん……
「
「待って、何で今俺罵られた?」
「と、とにかく、私と二人じゃないとダメなの!」
「……よく分からないけど、今日は
「そ、そういうことよ……!」
「そっか……何するかは知らないけど、楽しみだな」
「た、楽しみなのっ!?」
「ぅおっ!? まぁだって、
「私とだから……えへへ……分かったわ、私も覚悟を決めるから……! ってことで、早速行くわよ」
「お、おう……つぎは何処に?」
「私の家」
「えっ……?」
♢♢♢♢
結局来てしまった……。
基本的に
色調とか置いてあるものとか全部が可愛らしくて、語彙力はないけど『女の子らしい部屋』って印象だ。
そして彼女がヘビだからか、かなり性能が良いエアコンが少し暑めの室温で安定させてくれている。
「準備するから、ちょっと後ろ向いててくれる……?」
「お、おう……」
準備って……何の準備だ?
疑問に思いつつも、俺は
ふと、彼女のベッドの上に置かれているリスのぬいぐるみが視界に入った。枕の近くに置かれたそれは、ベッドに寝転ぶとちょうど目が合うだろう。
──なんか恥ずいなっ!
いや、同じリスだからって、このぬいぐるみと俺を重ねるのは自意識過剰だけど……色々想像しちゃって……
少し暑くなってきて、俺は上着を脱ぐ。とりあえずベッドの上に置かせてもらおう。……い、一応丁寧に畳んでおくか!
「お待たせ、ハル。こっち見ていいわよ」
「オッケー……っ!?」
振り向いた俺は、視界に飛び込んできた
彼女は今、ブレザーもスカートも脱ぎ、なんならインナーもブラも外し……上半身は制服のシャツのみ。下はパンツとニーハイソックスのみの状態だった。
しかも、そのシャツも上から2つのボタンしか留まっておらず、彼女の白い肌も、芸術品のように見事なクビレも、ニーソが食い込むムッチリした太股も、全部丸見えだ。
この姿、どこかで見覚えが……じゃなくて!
そんな彼女は、頬を真っ赤に染めながらおずおずとした様子でシャツの裾をたくし上げ、蚊の鳴くような声を絞り出す。
「ハルは、その……な、舐めるのが好きなんだよね……? あたしにだったらいいから……シて……?」
「なっ───」
何を言い出すんですか
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