大腸ガンになった私（仮）

あとがき

第36話

今思えば、今年の最初に便潜血検査で引っかかったときにすぐに内視鏡検査を受けてれば、ここまで大きくなっておらず、内視鏡手術で済んだかもしれません。

丁度相部屋の人が内視鏡手術を受けてましたが、術後の翌日から食事を再開しており、腹腔鏡手術と比べて大分楽そうに感じました。

また、術後にイレウス（腸閉塞）になることもなかったでしょう。

大腸は症状が出にくい箇所みたいです。

しかしながら、自分はここに書いてある5つのうち、（３）以外の4つは症状がありました。

（１）　便に粘液や血が混じる

（２）　下痢や便秘が続く

（３）　お腹にしこりがある

（４）　“残便感”がある

（５）　便意はあるが出ない

「見つかりにくい」大腸がん特集…こんな症状には注意 : Page 2 : yomiDr. / ヨミドクター（読売新聞）

文中に書いたように、実は5月にCT検査をした際には大腸の異常が見つかりませんでした。

どうか上記の異常を感じた方は怖がらずに大腸内視鏡検査を受けてください。

これによって1人でも多くの大腸ガンが防げれば、この小説を書いた甲斐があったというものです。