第5話 戦いの幕開け

ー別視点ー




「…はやく公家院を…」




男は焦っていた。


人を攫うなんて行ったことはなく、緊張でどうにかなりそうだった。


それに加え相手は3人組。


一人で突っ込んだところで返り討ちが目に見える。




「…どうすれば…」


男はひどく混乱し、どうすればいいか最良の手はないかと必死に考える。




「…首尾は上々ですか?」




後ろから声が聞こえる。




「!?…あぁ、あなたか」




協力者のローブの男だ。


ふうと胸を下す。




「なにやらお困りのようですが」




「…正直、お困りどころではない。現状の手段がないことが明白だ。」




「…そうでしょうか?」




そういってローブの男は謎の腕輪を渡す。




「…これは、希少価値の高いと噂の…」




ローブの男はニヤっと笑う。




「…さすが。そう、これは反魔法結界アンチマジックフィールドの腕輪」




「そんな代物まで持ってるなんて…あなたは何者なのですか?」




「それを詮索しないのが手助けをする条件の1つだったはずでは?」




「…そうですね」




「ほら、また仲間が増えましたよ?どうするんですか?」




…!あいつは護衛の凡人…。


男手が増えるのは悪手。


こうなったら…。




「それを貸してもらえないでしょうか?」




「いいですよ。もともとそのつもりで見せたわけですからね」




腕輪を受け取り、腕にはめる。


…これしかないんだ。


決心とともにあの2人の前に立ちはだかる。








ー現在ー




落ち着け。


お嬢が攫われた。


それは事実。


まだ完全に見失ったわけじゃない。


俺、黒崎 迅は思考を巡らせる。




「…悪いお前ら。これからは別行動だ」




淡々と3人に告げる。




「なにいってんだ。俺も探すの手伝うぜ」




「水臭いわね。人数は多いほうがいいでしょう?」




「…お役に立てるか分かりませんが、何かできることがあれば」




東郷 大樹・宇佐 美鈴・天縫糸 花音はそれぞれ答える。


だが、相手は反魔法結界アンチマジックフィールドを持っている人材。


希少なものを持っている=それなりの敵と考えるのが妥当。




「わりーが、ここからはお役御免だ」




「目の前でダチ攫われて、なにもするなってことかよ!」




大樹が叫ぶ。




「…そうだ。おとなしく学園に帰れ」




淡々と、しかしはらわたは煮えくり返るような気分である。




「…なによ。そんなに私たちが頼りないわけ」




うさみは握りこぶしをさらに強く握りしめる。




「…かのん。悪いが一緒にこいつらを学園まで帰してやってくれないか。お前が3人の中で1番現状に対応できそうだ」




「…わたしだって華ちゃんを助けたい気持ちは人1倍強いつもりです。ですが、黒崎さんがそうゆうということは、任せて大丈夫ということですよね?」




かのんは弱々しく、だがしっかりとした意志で聞いてくる。




「…お嬢をさらったやつは、俺が仕留める。確かに俺は弱いが、腐っても公家院家の護衛ってことを忘れられちゃ示しがつかねえよな」




「…目の前で華を攫われた奴がいうセリフじゃねえな」




大樹が痛いところをついてくる。




「…じゃ、任せたぞ」




「おい、迅。ちゃんと連れ戻して来いよ」




「そうよ。何かあったら承知しないからね」




「…お気をつけてください」




俺は振り返ることなく走り出す。


あのやろう・・・・・俺の目の前で攫ったことを後悔させてやる。










少し進み、


人が通らなそうな路地裏で立ち止まる。




「…いるか?」




誰もいないはずのところから声が聞こえる。




「…ここに」




「…はい。主人マスター




「追跡は?」




「私がしっかりと追っています。見失うことはありません」




「華お嬢様が心配ですね。如何なさいましょう?」




「ハクノは追跡位置を教えてくれ。桃夏はあいつらが無事に帰れるように見といてくれ」




すると桃夏と呼ばれた桃色の短髪の女性は口を膨らまし、




「わたしも華お嬢様の援護に回りたいです」




「適材適所だ。連絡手段はメメがいる。なにも問題ないだろう」




「…わかりました。では早速向かいますね」




不貞腐れながらその場から遠のいていく足音が聞こえる。


ハクノはクスクスっと笑いながら、




「学友の方々も大事になさっているのですね。以前ならお嬢様さえよければ良いというお考えでしたのに」




「…余計なこと言うな。もう行くぞ」




「どこまでもついていきます。主人マイ・マスター








ー遠く離れた廃墟ー




「…はあはあ。ここまでくれば問題ないだろう」




公家院 華を攫った犯人は、誰も立ち寄らない廃墟にて潜伏していた。


ここでローブの男と待ち合わせをしているらしい。




「…まだ公家院さんは目覚めていない。い、今のうちに、血の採取を」




おそるおそる公家院 華に近づく。


華奢な身体だが、はっきり出ているところははっきりしている。


ごくんっと生唾を飲み込む。




「す、少しだけなら…」




そっーと胸元へ手を伸ばす。


その手がかかる直前、




「…そんなことをしている余裕があるみたいですね」




ビクっと体が震える。


その場を振り返ると、ローブの男が立っていた。




「…なんだ。あんたか。驚かせないでくださいよ」




「ずいぶん悠長なことしているみたいだったので、ご報告に」




「…なにをです?」




「そこに倒れている方の護衛があと少しでこちらに到着する、という報告ですかね」




「!?なんだと!?いったいどうゆうことだ!?」




「…さあ?私にはさっぱり。あの護衛は索敵能力なんてものを持っているとは思えませんでしたけどね」




「そんなの当たり前だ!なんせやつは魔力0だぞ!」




「…へえ、そうなんですか。」




少し興味があるような素振りを見せるローブの男。




「そんなことより、どうするんだ!?ここにいては時機にたどり着いてしまうぞ!」




「そんなこと言われましても…。追われるような逃げ方をしたあなたに責任があると思われますが。それに相手は魔力0でしょう?あなたほどの方なら手間取ることもないでしょうに」




「…たしかにあいつなんて楽勝だが…あいつには反射がある」




「…反射?それは魔法…ではないようですね。魔力を持ちませんし。武器の付与能力かなんかでしょうか。それならあなたの腕輪を利用すれば問題ないかと」




…たしかに。この腕輪があれば魔力に関するいかなることも遮断できる。




「だが!俺の魔法も消してしまう!」




待っていましたと言わんばかりにニヤっと笑いながら、




「…それならこれはどうでしょう?」




「…そ、それは、なんなんだ!?」




ローブの男が持っているそれは、『なにかの心臓』だ。


うっすらと動いており、気味が悪い。




「これはあなたをさらなる高みに連れてってくれるアイテム。といっておきましょうか」




「…とても安全なものには見えないが」




「力を得るということはそうゆうことです。それにあなたの夢のため、ここで散るわけにはいかないでしょう?」




「…それは」




「まあ、あなたには渡しておきますので、ご自由に。では」




そういって、いなくなる男。


…俺は、どうすれば…。






ー同時刻ー


目の前には、人が寄り付かなさそうな廃墟がある。


俺、黒崎 迅と長い白髪の美女ハクノは追跡の跡をたどり、ここで止まっていることを確認した。




「…ここか」




「はい。こちらにお嬢様と犯人が。あとはっきりとは分かりませんが何か歪みみたいなものが1つ」




「歪み?お前でも分からないほどか?」




「…はい、お役に立てずすみません。もっと近くによればわかるのですが…」




「いや、いい。相手は反魔法結界アンチマジックフィールドもある。周囲の警戒を任せる」




「はい。主人マイ・マスター




廃墟の扉を開け、あたりを見渡す。


少し煙たいが、目の前の状況がよく見える。


床に横たわっているお嬢。


そしてその横で何かしようとしていた








「そこでなにをしているっ!アレクシス・サンドロスっ!」








俺は限界まで来ていた怒りを言葉に乗せて放つ。




来るのが分かっていたかのように、アレクシスは冷静に話し始める。




「…ようこそ。凡人の護衛。お前の無能っぷりは見ていて爽快だったよ」




「…死に際の言葉はそれでいいか?」




腰に携えていた鞘付き剣を取り出し、アレクシスに突きつける。




「おいおい。ここにお嬢様がいることを忘れているのか?下手に動くと何するか分からんぞ?」




「その前にお前を殺せばいいだけだろ?学園の中でしかイキれない奴が」




「…俺は子爵だ!本来ならお前ごときにどうとでもできる存在なんだぞ!」




「なに言ってんだお前。子爵が手出してるのは公爵だぞ。人のこと言えんのかよ。物事考えてから喋ったらどうだ?」




「うるさい!だまれ!」




「お前、授業で非人道的な言動に対してどうこう言ってたよな?裏では自分が行ってますってか?どんなな気持ちでその子爵位を語ってたんだぁ?」




「だまれぇぇぇっ!」




アレクシスについている腕輪が光る。


反魔法結界アンチマジックフィールドだ。


結界が覆われる。












「…始まったわね」




結界の外で待機中のハクノはじっと見つめている。




「…私は私の仕事をするわ。『メメ、解読お願い』」




『承知仕ったつかまつったぁ』




手を耳に当て、どこかの誰かと連絡を取るハクノ。


結界は完全にしまった状態となる。












「こ、これでお前の反射は効かない!」




「…それがどうした。お前の魔法も同義だが?」




「そ、それは…。く、くそう。うわああ」




叫びながらどこからか拳銃を出し、構える。




「魔法銃か?それも結界だと使えないのがわか…っ!」




話し終える前にダンっと銃声が聞こえる。




「…実銃かよ」




見事に打たれた腹部を抑えながら、にらみつける。




「お、おまえなんてこの程度!なんてことはない!」




…くそっ。煽りすぎたか。


血迷ってこっちに走ってくれれば儲けもんだったんだがな。


遠距離武器なんて聞いてねえぞ。




「どうする?このまま降参するなら生かしてやらんこともない」




「…死ねよ」




「…そうか。凡人に情けをかける必要もない。それじゃああの世で後悔しな」




銃口がこちらを向く。


するとアレクシスの横からドンっと衝撃が走る。




「…なっ!」




「迅!逃げて!早くここから逃げなさい!」




お嬢だ。目が覚めたお嬢が捨て身でアレクシスの邪魔をした。




「…こっの!公家院!お前の命がどうなってもいいのか!」




「いいわけねえだろ!」




「ええ。構わないわ!私の夢はここで終わる!けど私の夢には迅が横に立ってるのが前提なの!あなたが死んだら意味ないじゃない!」




泣きながらこちらに問いかける。




「なにをごちゃごちゃ言ってるんだ!そんなに死にたいなら2人まとめて一緒に送ってやる!」




ふっざけんな!お嬢にあそこまで言われてなんもできないのは、ダメだろ。




「な、めんなぁっ!」




動こうとするまえに、アレクシスの銃口がお嬢に向く。




「…それは、いけませんねえ」




遠くで潜んでいたローブの男が突如姿を現し、アレクシスに手をかざす。




やべえ、このままじゃ…。


俺の中の何かが動く。


ドクンッ。ドクンッ。




「お、れはぁ!」




激しい痛みとともに言葉を吐き出す。


すると身体の中にある不思議な鎖がはっきりと見え始める。




「な、なんだあれは!?」




アレクシスも驚きを隠せない。


ローブの男も興味深そうに見ている。




「…ほう。この結界の中で」




はっきりと見え始めた不思議な鎖は心臓を何重にも巻き付いている。




「迅…。ダメ…。」




唯一驚いていないお嬢が、心配そうにうつむく。


俺の心臓が激しく動く。




ドクンッドクンッドクンッドクンッ。




少しずつ、雁字搦めの鎖から隙間ができ、心臓が見えてくる。




ピカァァァァァン。




鎖からうっすらと見える心臓から色濃ゆい光を放つ。


その瞬間、膨大な魔力が漏れ出す。


ボォォォォォ。




「…なんと結界が」




結界にヒビが入る。




反魔法結界アンチマジックフィールドが…」




パリィィィン。


廃墟を覆っていた結界は崩れ落ちる。




「な、なんて魔力…」




「っ!?」




アレクシスは隣にいない人物に気づく。




「く、公家院がいない!?」




あたりを見渡し、少し離れたところに公家院と護衛がいた。




「…お嬢。大丈夫ですか?」




「…なんでそんな無理をするのよ…。あなたに何かあったら、私…」




泣きながら、俺の胸で泣くお嬢。


ここからアレクシスの野郎をぶっ殺してやりたいとこだが、


さっきの力の代償で、身体が言うことを聞かない。




「…迅!?あなた、血が!?」




「…大丈夫ですよ。お嬢。少し傷口が開いただけです。安心してください」




「凡人!その姿を見る限り、さっきので力を使い果たしたみたいだな」




ちと、まずいか。


…っ!いや、そうでもないみたいだ。




「本当にこれで終わりだ」




何度目かの銃口が向けられる。




「…あとは任せる」




「…は?なにをいって…!?」




後ろを振り返る。


すろとそこには白髪の美女が。




「…ごきげんよう。誘拐犯さん」




「誰だお前!」




「名乗るほどでもありませんよ。しいて言うなら我々はあなたのいう凡人が主人マイマスターということです」




「なにを言ってるんだ!わけわからないことを!」




動揺しながらハクノに向かって、銃口が突きつけられる。


ダンっ。ダンっ。ダンっ。




「…なっ!?」




ハクノの前に魔法陣が展開され、弾が防がれる。




「くっそぉ!」




銃を捨て、手を前に出し魔法を放つ。




火玉ファイヤーボール




それも魔法陣には通用しない。




「その魔法陣!どうゆうサイクルだ!何も通じん!こうなったら…」




両手を構え、魔力を集め始める。




主人マイ・マスター。もう、よろしいでしょうか?ご指示を」




ハクノは俺からの指示を待っている。


俺は言葉を絞り出す。




「いいぞ。存分にやれ」




ハクノはニヤッと笑い、




「承知しました。主人マイマスター




スッと右から左へ手を動かすと数十もの魔法陣が展開される。




「…っ!?ば、化け物めぇ!くらえ!」




火炎玉レッドファイヤーボール




先ほどよりでかい魔法がハクノを襲う。




「お前はぜひ、私の手でやりたいと思っていた。主人マイ・マスターに対する冒涜。許されるものではなかった。報いを受けさせるって桃夏と話したっけ」




ハクノを中心に展開されている魔法陣が光る。




「…一撃で済ませるだけありがたいと思いなさい。」








『メテオゲイザー』








ドォォォォォォォン。


地鳴りがするほどの威力。


土煙が晴れ、廃墟内は瓦礫だらけとなった。




「…あの世で償いなさい」




ハクノは肩についたほこりを払いながらつぶやく。




「…主人マイ・マスター。早速ですが、あの場にいたローブ。どうしましょうか?」




「…今探知できるか?」




「…いえ、申し訳ありませんが。難しい状況です。あのローブは『認識阻害』が付与されていたので」




「相手も逃げる準備はバッチリってわけだ。結晶瓶テレポーテーションもあったしな」




「…かなり、準備されてきたのかと思われます」




「…アレクシス子爵は、捨て駒だった…?」




その可能性は高い。


お嬢に銃口を向けた時に、一瞬止めようとした。


あれは、殺そうとしてたか?


真意はわからんが。




「お嬢、けがは?」




「大丈夫よ。…痛っ」




「お嬢!?」




「ごめんなさい。ちょっと腕に傷が…」




…腕にナイフで切ったような傷口が。




「ハクノ」




「はっ。」




手のひらサイズの魔法陣がお嬢の腕を覆う。




「…毒や呪いの類はありません。致命傷ではないですが、血を取られていますね」




…血?お嬢の?っていうよりは、、か。




「とにかく、何もなくてよかった」




「なにもなくないわ。迅は大丈夫なの?」




「あぁ、さっきの暴走のあと自己回復したから大丈夫だ」




「…そう。よかったわ」




そういって、少し微笑むお嬢。




「…どうした?」




「…おそらく、主人マイ・マスターの砕けた口調が昔みたいになっていると、お思いなのではないかと思われます」




…あぁ、たしかに。気が付かなかった。




「…気を付けますよ。お嬢」




「もう、そのままでもよかったのに」




『あーるじ。きこえるかのぅ』




突然頭に響く声。




『…なにかあったか?メメ』




『報告するほどではないんだがのぅ。あるじぃの友人方がそちらに向かっておるぃ。もう着くぞぃ』




『…なるほど。わかった』




メメからの信号で、大樹たちがこちらに向かっていることが分かる。


桃夏は何しているんだか。




「ハクノ。桃夏が学園に帰すのを失敗したらいい」




この1文だけで、事態を把握する。




「了解しました。ですが、桃夏は見守りをしているだけなので、どうすることもできないと思いますよ?」




たしかに。ハクノの言う通りだ。




「では、私はこれで。ローブの件は引き続き調査を。ビューにも念を入れておくように伝えておきます。主人マイ・マスターもお気をつけて。鎖がとれた、ということをお忘れなきよう」




「分かってるよ」




返事をしたころにはハクノの姿はない。




「おぉーい」




大樹の声だ。体格同様、大きな声が響く。


その中には桃夏の姿もある。


…なんであいつらと一緒に行動してるんだ?


桃夏はバツが悪そうにこちらを見ている。




「ん?あぁ、この嬢ちゃんは遠いところから俺らのこと見てたらしく、かのんが見つけたんだ」




「…えっと、縫糸形マリオネットで作った人形が見つけてくれたの」




…隠密に向いてないやつめ。


俺は落胆する。




「そしたら、この辺りは誘拐があったばかりで危ないから私たちと行動しましょうってなったわけ」




うさみが端的に説明をくれる。




「なるほど。理解した」




「それより、華見つかったんだな」




「ほんとよ。心配したんだから」




「…どこか、おけがはしてませんか?」




2人がお嬢に駆け寄る。




「みんなありがとう。心配かけてごめんなさい。でも大丈夫。迅が来てくれたから」




どういたしまして。といいたいところだが、実際ハクノがいなかったら危なかった。


俺はまだまだ弱い。ハクノたちがいるからといった甘えた考えはお嬢のの危険を高める。


…この心臓が、と考えても何も変わらない。


俺は俺のまま、お嬢を守れる強さを持たねばならない。


そうしないとお嬢の護衛解任、なんてことも…。


あのローブも気になる。そこはハクノに任せよう。


今は、集中力が切れたのか、もう…意識が…。




「…迅?迅!?」




お嬢が近づいてくる。




「大丈夫だ。寝てるだけだよ」




大樹が安心したように話す。




「…よかった」




お嬢の安堵の声が聞こえるところまでは覚えている…。


そこから俺の意識は完全に落ちていった…。

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