第2話人間の醜さ!。

かくして俺は勝ちたくもないの異次元の侵略者に勝利してしまった。クソ何で勝つだよ!。何時も俺は負けるクセに何でこんな時だけ負けグセが負けるんだよ!。と地団駄を踏む俺の元にさらわれた美形達が姿を現す。


どうやらこの拠点がイケメン共を異次元へと幽閉していたみたいだ。クソ俺はイケメンどもの幸せだけの為に勝っちまった!。何で勝利したのにこんなにも惨めなんだ!。


すると、イケメン達が一切に近くの街へと走り出した。どうやら、近くの街で自分達の生存を報告するつもりらしい!。クソ街に行けば幸せなイケメンの顔をみるから今日はここで野宿してやるぞ!。死を覚悟した俺に怖いものなんてない!。


そして、侵略者達の拠点の残骸で作り上げたテントの中で朝を迎える俺の元に地獄の光景が広がっていた。誰が無残に殺されたかって?。違うその逆だ!。昨日助けたイケメン達が恋人を連れて俺にお礼をいいに来やかったんだ!。ちっきしょーめ!。


アイツラ終始イチャイチャを俺に見せつけやがって!。誰がお前達の幸せ報告なんぞ聞くか!。クソ俺の囲い込みやがってこれじゃ俺に逃げ場がないじゃないないか!。俺に感謝の気持を伝えたいなら速く俺の目の前から消えてくれ!。


目障りな奴らが全て消えた直後、更に俺に不幸が降り注ぐ。突如、俺のベルトの通信装着に何者かからの通信が入る。もしもし、まさか君がここまでやってくれるとは流石私が見立て通りの男だな!。


この声はまさか俺に無理矢理この変身ベルトをつけたクソ女の声だ!。嫌がる俺に無理矢理変身ベルトをつけて怪人と戦わせる為に俺が正義のHEROだと俺が侵略者の拠点を破壊した後に全世界に代々的に宣伝しゃがった事は忘れないからな!。


俺はベルト通信装着を切ろうするも、通信装着の切り方がわからない。そんな俺の事はお構いなしに勝手話をすすめるクソ女。君がその拠点を破壊してくれたおかげで囚われた人々が全て解放されたよ!、ありがとう。


お礼を言うなら今すぐこのクソベルトを俺から外してくれ!。悪いがそれは出来ない!。このベルトは一度装着した者からは外せない仕組みに異次元の侵略者達に改造されたんでね!。


なんだと!。じゃあ俺はアイツラから死ぬまで狙われるって事じゃないか!。まぁ、そうなるな!。そうなるなじゃないぞ!。クソ、イケメンが解放されている今死んでも意味がない、いや俺が死ねば世界の危機になるのは違いないな!。なら死のうすぐに死のう!。


悪いが今君が死んでも今がない何故な君がつけているベルトの量産がたった今、可能に成った。世界の危機だ皆力を合わせれば不可能な事など存在しない!。


なんだと!。なら今死んでも無駄死じゃないか!。不可能がないならもっと速くベルトを量産しろよ!。あぁ、だから今から君は自由だ!。好きにするがいい!。


好きにしろって!。敵に狙われた状態で好き勝手に出来るか!。大体てめーが!ってアイツラ通信きりやがった!。許せねえ!。クソどうすればいいんだよ!。俺は仕方なく辺りを彷徨ったそして、近くの街に偶然辿りついた。


俺が街辿り着いた直後、この街が侵略者達に襲われた。ここに俺様の仲間達を倒したHEROとやらがいるのは解っているんだぞ!。出て来い出なければ俺様がこの街を破壊してやる。


馬鹿な奴だ!。ここにはお前達を倒したHEROがいると言うのに!。HEROさん、さぁ出番ですよ!。はぁ、何で俺が戦わないといけないんだよ!。


だって貴方は選ばれたHEROだからですよ!。俺は選ばて何かいない!。またまた謙遜を選ばHEROでなけれは囚われ人々を全て救出する事なんて出来ませんよ!。だからと言う俺の否定的な言葉を言う前に俺の目の前に侵略者が姿を現す。見つけたぞHEROとやらこの俺が貴様の始末してやる!。


おい、皆、HEROが戦っている間に避難するぞ!。動ける者は動けない者達を担いで走れ!。そして、怪人が俺に攻撃を仕掛けるその瞬間、俺は強制的に紙のペラペラフォームに変身する。


すると俺がペラペラに成って攻撃を避けるせいで侵略者の攻撃街の住人達に直撃して大惨事になる。それを見てた思わず声を上げる街の住人達。おい、お前HEROなんだろう!。何で身を呈して一般人を守らないんだ!。そうだ、お前が攻撃を避けたせいで俺の家族が殺された。俺は息子が恋人が!。お前どちらの味方なんだよ!。


クソ好き勝手いいやがって!。俺だって好きでHEROやってる訳じゃないんだよ!。大体これは俺の意思とは関係なく勝手AIがやってる事なんだよ!。お前HEROのクセにAIに責任を擦り付けるつもりか!。そうだそうだ!。HEROなら自分の力で何とかしろよ!。お前何かHERO何かじゃない!。疫病神だ出ていけ!。そうだ出て行けそうすればこの街場これ以上の被害が出なくなる。出て行け出行けと街中からブーイングが飛び交う。


はは、HEROとあろう者が哀れだな!。これは俺様が言う事でないが、今まで散々お前に期待しておいて期待外れと来たらこうも手のひらを返す。人間とはこうも醜ものなのだな!


そうだな、俺はお前よりも、人間の醜を嫌と言う程に知っているがこうもブーイングされると精神的に参るぜ!。


そうか、なら今楽にしてやる喰らえ冷凍光線!。侵略者の放っ冷凍光線を浴びて氷漬けになり動けなくなる田中始。おい、まさかHEROが負けたのか!。


どうだこれなら流石の貴様の動けまい死ねと俺に攻撃を仕掛ける侵略者。俺の敗北が確定する一目散に逃げ出す街の住人達そんな街の住人達の姿を見て惨め気持になる俺。ハァ、どうしこんな事にどうせ負けるなら、最初から負けたかったよ!。


すると、侵略者は氷漬けに成った俺に寸前所で攻撃を止める。馬鹿め本当にこんな所で殺す訳がないだろう。お前は全人類が見ている所で惨たらしく殺す。それまでお前の事を生かしてやる。


あぁ、この侵略者は俺つけているベルトが量産可能に成った事を知らないんだな!。いくら俺を殺してもきっと世の中の奴は都合良く俺の死を利用して一致団結してお前達を攻め入るだけだというのに!。


ハハ、絶望で声もでないか、いや氷漬けで喋れないだけか!。お前の砕いて人類の希望を打ち砕く時が楽しみだ!。こうして、俺は侵略者達の本拠へと連れ去られた。


















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