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第17話
「ほら、いたよ。有美ちゃん」
「えっ本当だ。いなかったはず!」
萩夜は、驚いたような様子。後の皆も入って来た。
「良かった。先生は、心配したよ」
冬木は、有美に抱き着いた。
「時間、過ぎているから。センターに帰ろうか。今から体育館に行っても仕方
ないから。今日の所は、許してもらう。明日、怒られる覚悟で。」
雅名は、時計を見ている。千春は、有美の顔を見た。有美は、にっこりし
た。千春もにっこりして――。
「今日の大会は、有美ちゃんを探せ。それって『なんとかを探せ』って、漫画の
本にあったなぁー」
皆は、大笑いをした。施設へ帰った。千春達は、その日は疲れて、ぐっすりと
寝てしまった。
それぞれに、どんな夢を見ているでしょうか。
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