楽しいことが減った気がする。
多分気がするだけで、気のせい。
多分、多分。
いつから責任を持ちたくなくなったのだろう。
いつから他人の言葉を信頼するようになったのだろう。
騙されるというのは他人を信頼している証と誰かが言っていた。
だからといって騙されるのが良いことではないと私は思っている。
そう、思っている。
自分が大それたことを成し遂げることができないことなんてわかりきっている。
だからこそ創作に浸ルのだ。だからこそ創作に溺レるのだ。
誰も助けちゃくれない。誰も僕らを見てはくれない。
だからといって何をしても許されるわけじゃない。
堂々巡りの思考をしてふと考える。
「許す」というものは至極不透明なものではないか、と。
その許容できる境界線は人によって異なるのに許しを乞うというのは、なんだ。
悲しいかな私にこれを記述する語彙力がないみたいだ。
ネットに溺れた中毒者が綴る文章などに意味を見出すのは変な話だが。
でも誰かが待ち望んでいると、そんなわけはないのにいつまでも期待している。
誰かが「おかえり」と言ってくれるのをいつまでも期待している。
愚痴帳 凜鷹 @ritoca
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。愚痴帳の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます