ハレルヤ 3
一閃
第1話
どんな甘い言葉も 優しいぬくもりも
疑心暗鬼になり 勘ぐって生きてきた 救いようのない僕は 差しのべられた手を振り払い 救いようのない毎日を捨てて ひとり 街を出た
旅の途中で出逢った 真っ直ぐな目を持つ君が 疲れきってたボクを 大粒の泪をこぼしながら 抱きしめてくれた瞬間
長い長い時をかけ 抗ってきた呪縛が解けたように すうっと楽になり 僕も泣くことができたんだ
見えない明日を怖がって 眠れぬ夜を いくつも越えた
子どもの頃に教えてもらった
良い夢を見る おまじないも とっくに忘れてしまってるけど 君と明日を夢みてみようか
道標もない
見上げた満天の星空に 希望の欠片を探してる 救いようのないボクよ 風に吹かれて飛んでいけ
そして
ハレルヤ 神よ
生まれ変わったボクに
こんな ボクの為に泣ける 人に
旅路を 思いあぐねてる全ての旅人に
ハレルヤ 神よ 祝福を!
ハレルヤ 3 一閃 @tdngai1
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