第7話
「おらー、3年生入場門集まれ!」
担任の声に学級対抗リレーの順番が来た事を知った。
ゾロゾロと入場門に集まってクラスごとに並びだす生徒達。
あ……、百田と同じ並びなんだ。
隣に並ぶ百田を見上げる。
背、高いなー。つか、腰の位置めっさ高い。
嫌味な奴だなー。
「……なに?」
私の無遠慮な視線に気づいた百田にそう聞かれて、慌てて頭を振った。
「いや、ごめん。なんでもないし」
「……?」
意味わからんって視線向けんといてよ。
なんかすごく恥ずかしい。見なきゃよかった。
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