第26話
小幡さんの先導に、私たちは桜並木を通り抜け芝生広場に出る。
「うわぁ……」
小幡さんが圧巻だと言った理由が頷ける位、桜、桜、桜だった。
すでに花見客で賑わっているその場所を奥へ進むと、一際大きな桜の木が立つ根本にブルーシートが広げられているのが見えた。
「やるじゃん、さすが宴会番長!!」
皆からの賞賛に嬉しそうに胸を張る小幡さんを、白川さんも嬉しそうに見ている。
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