【大切な人】
第2話
♪キーンコーンカーン
あ〜あ、チャイム鳴っちゃったよ〜
桜庭くんいっつもちょっと遅れてくるんだよね〜
また友達とだべっちゃってるみたい
あ〜♡でもさっきの桜庭くんもかっこよかったな〜
撫子「かーおーりっ!」
花織「わぁ!」
撫子「ぼーっとしすぎ!」
先生「どうした〜桃田、先生の素晴らしき解説に驚いたかあ?」
花織「す、すみません!先生の解説はいつも素晴らしいと思います!」
先生「桃田に褒められるとは光栄だなあ〜!」
クラスメイト全員「ふははははははは!」
花織「もう〜撫子のせいでまたみんなに笑われたあ〜」
撫子「なーに言ってんの、名前呼んだだけでしょ?」
この子は、城本 撫子(しろもと なでしこ)ちゃん!
一番の親友なんだ〜!
撫子「そんなことよりっ、まーた例のチャラ男のこと考えてるんでしょっ?」
花織「もう〜だから桜庭くんはチャラ男じゃなくて親しみやすい人なんだってば〜!」
撫子「ほんと恋は盲目ね、、」
翔太「ふ〜セーフっももちゃんお待たせ⭐︎教科書みーして?」
花織「わぁ!全然セーフじゃないよ〜」
先生「ほーら桜庭、また女の子ナンパかあ〜?あとで職員室くるように!」
翔太「了解でーす⭐︎」
確かに撫子が言うみたいに色々な女の子とよく遊びに行ってて
チャラく見えるかもだし
授業態度もマジメなわけじゃないし
心配してくれるのもわかるけど
そういうのも全部ひっくるめて桜庭くんの魅力というか惹かれちゃうんだよな〜♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます