【きっかけ】

第3話

私が、桜庭くんを気になった理由は、、、


ー半年前ー


花織「あっつ〜い!もう溶けちゃいそうだよお〜」


あれ?体育の授業、校庭に移動って先生言ってたよねぇ、なんで誰も来ないのお〜?!


てか、なんか空が砂嵐みたいに見えるんだけどなにこ、、れ、、、


翔太「おいっ大丈夫か?!」


花織「ふぇ?!」


翔太「いきなり倒れたのが見えたからさ、てか女子みんな体育館集まってたけど??」


花織「えっ?!あ、そっかあ〜そういえば変更になったって言ってたのど忘れしてた!あ〜またやっちゃっ、、ひぇ!!」


翔太「タオル濡らしてきたから少しでも体温下げた方がいいかと思って。てか、いちいち反応かわいいね?」


花織「かっ!?そ、そんなとこないですに///...」


翔太「あはは!まあ喋れるなら大丈夫そうだね?」


うぅ、、恥ずかしすぎる、、間違えて一人だけ校庭来ちゃうし

人の目の前で思いっきり倒れちゃうなんて、、!


花織「えぇっと、その…ありがとうございました~!!」


ダダダダダッ


翔太「お~い?」


思わず逃げてしまった!!


でも桜庭くん、今まであんま喋ったことなかったけど

こんな優しい一面あるんだぁ


それに、助けてくれた時

なんだかすっごく良い匂いした、、って、私は変態か!


ーーー


そう、私はこの香りにやられてしまったのだ、、♡


いつも取り巻きの女の子達からいじられて

結構お調子者なのかなあと思ってたけど。


撫子がいつも

「あんな周りからいつもキャーキャー構われてて、絶っ対!自分大好きヤロウに決まってる!!」

って言ってるし。


でも、桜庭くんの優しい眼差し…あんな桜庭くんの顔

あの時初めて見たんだよなぁ


やっぱり桜庭くんってかっこいいんだよなぁ

もう大好きだよ桜庭くん


桜庭くん…




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