第19話 テスト

「テスト、、、ね」

あの後何もミッションはなく、テストか近づいてくる。

戦闘科なので筆記試験はない。

「どういうふうに調節しようか?」

ソウタは信頼しているため、実力を隠す必要はないが、流石に全員にバレるとまずい

だが時は過ぎていく。

***

「試験を始めます。」

魔法使いとその他で分かれている。

ソウタは剣術。ということで剣術の先生と戦うこととなった。

「先生!いきます!」

「きなさい。」

キンキンキン!

剣と剣がぶつかり合う。

、、、

「いい手応えだったし行けたかな?」

「うん。いい感じだと思う。」

「じゃあ頑張ってね。」

「うし!」

次は俺の番。

相手は情熱教師みたいな人だ。

「では初めてください!」

ビュン!一瞬で迫り来る。

ドン!

ステップを踏み回避。そして制限して殴る。

「いいパンチだね。でも少し威力が足りない。」

、、、流石に受けよう。

ドン!腕にあたり飛ばされる。

「まだまだここから!」

ビュン!次はこっちが迫り、パンチ。

それを避けて腕を掴み、投げようとするので、

手首を動かして波動を与える。

「いい威力だ。あったまってきたのかな?」

ある程度は点数を取らないといけないからな。

余裕そうな顔を浮かべている。

少しだけかけるか。

ビュン!シュシュ!

フェイントをかけてからの1発。

ドン!パンチを避けて裏に周り、

「ドッ!」

もう一撃。

「、、、君。強いね。無名は惜しいな。」

マナと魔力が多く出る。

本気だな。ここまで来て手加減するのはあれだろう。

ビュ!高速のジャブ。避ける。

次に俺は右で頭を狙うが、しゃがまれて下から強烈なパンチを繰り出される。

立ちブリッジをして避けて、そのまま足を上げ、着地する。

当然その足はあたり、上に飛び上がる。

やりすぎかもな、、、

お!風で壁を作り、そこから勢いつけて向かってくる。

避けられるが流石に上位に行くのは嫌なので、

当たって吹き飛ぶ。そして試験は終了した。

俺は20位

ちなみにルークは3位。

1位はダンデ。剣の使い手らしい。

2位はマリー。魔法使いらしい。

全体で見てもルークって意外とすごいんだな。

ちなみにソウタは、、、23位。なかなかだな。

テストはそれで終わった。

***

おお!色々追加されたな。

その情報としては、


① 来年に入ってくる人に向けてオープンキャンパスをすること。

② ここから1年生はダンジョンに入ることができる。

③ 1年生は寮生活ができるようになる。

④ ここからは選択授業になる。

⑤ クラブ(ギルドも可)に入る、もしくは作ることができる。


盛りだくさんだな。これでダンジョンには自由に入れるようになった。

そして、後継争奪戦。

カイは2位。惜しくもなれなかったらしい。

でも2位か、、すごいな。

そして何よりあいつがカイがこの学校に入るつもりらしい。

つまりオープンキャンパスにもくる可能性があるということだ。

楽しみだな。

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