第14話 ルーク

2日目、、

「昨日は散々だったな。」

「そうなの?」

とソウタが聞いてくる。

「あっああ。昨日は初めての高校だったから。」

危ない危ない

「そうだね。」

?1人の生徒がこちらに向かって歩いてくる。

「どうも。こんにちは。」

「こんにちは。」

確かクラス一位の、、ルークだったか

「僕も話に混ぜてくれる?」

「いいよ!」「いいぞ。面白いようなことは言っていないが」

その3人でたわいもない会話をする。

何もなしに近づいてきたとは思えないが。、

というのは隠している。勘違いでただ仲良くなろうてしてるだけかも知れんし。

だがやはりその男はソウタがトイレで向こうに行った後に

「きみ、、何者だい?」

と聞いてきた。

「何者?とは。」

「僕が魔力、マナを図れないからどうしてだろうってね。君ならわかるだろ?」

自分より下。もしくは近ければ魔力、マナは大体測れる。

それができないということは、僕より多いという事を言っているのだろう。

「なんで答える必要があるんだ?」

にしてもマナ、魔力を測るのには練習が必要だ。このクラスの担任や、大体の先生は異変に気づいていないことからもわかる。

「ないよ。でも答えなければ、僕が伝えて、君が狙われるだけさ。」

「それなら言っても狙われる可能性もあるだろう。」

「少しはマシになるよ。」

「いやよしておこう。」

言ったら、組織の上の人に殺されるし。、

「ふーん。まぁいいけど。」

とソウタが帰ってきた。

「何喋ってたの?」

「今日の実習についてさ。」「へぇー」

ルークは淡々と嘘をついていく。

「授業を始めます!」

その声とともに今日も始まる。

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