第12話 初めてのミッション その1

「タケル。初日からやらかしたそうだな。」

「仕方ないと思います。あれは。」

「まぁそうだな。今回は正しかった。だが少し気をつけろよ。怖がられて友達いなくなるぞ。」

「、、、」

「まあいい。で早速仕事だ。」

「ええー」

「ケンジは素直だったぞ。」

「人と比べるなって言ったじゃないですか。」

「これは別だ。」

「ちえっ。」

「それで内容なんだが、ある人のボディーガードをして欲しいとのことだ。」

「なるほど。」

「友達が少ないから、同年代の人にしてほしい。それでお前だ。」

「わかりました。いきます。」

「初任務頑張れよ!」

「はい!」

***

(相手の名前はカイです。)

「どうも、、こんにちは。今日はよろしくお願いします。」

「お願いします。」

「それでなんですが、、そのお面は?」

「顔を隠すためです。」

「わかりました。」

そのまま今回の目的地であるマルーナホテルに向かう。

何故追われているのか。それは後継争いにある。

邪魔者は消しておきたいのだ。

「学校はどこに行ってるんだ?」

とまずは会話を作る。

「蘭金です。」

「確かに近いもんな。」

「はい。」

、、、

「えっと趣味は?」

「趣味はあやとりです。」

「何が作れるんだ?」

「流れ星とかです。」

「難しそうだな。」

「はい。」

、、、

「にしても、、、いや。」

「どうした。」

「同年代でボディーガードとかすごいなって。怖くてできないです。」

「まぁ色々頑張ったからな。」

「すごいですね。」

「そうか?」

「はい。」

!?動いたな。魔力を拡散して動きを感知しているのだがそこに魔法を構えたものがいる。

「くるよ。」

「え?」

「キンキンキン!」

バリアする。

もう少し話したかったけど余裕がないな。

とカイを風で持ち上げてバリアで囲む。

「少し急ぐか。」

シュ!キン!

剣を腕で受け止める。

「一式。」

と剣術で押してくる。

ここだな!

剣を弾く。そしてスキが出た腹にパンチを繰り出す。

1撃で倒れた。

何人ものが襲ってくる。

「乱拳!」

ドドドドドドド!

バタバタバタバタ!

「ファイヤー」「ウォーターボール!」「ウィンドカッター!」

横に受け流す。

拳に力を溜めて一点に集中、、

「ふん!」

その波動は届くはずもないビルの屋上まで届き、

「グハッ!」

見事に当たる。

「す、、すごい。」

「じゃあ行こうか。」

バタバタバタバタバタバタバタバタ。

と順調に倒していく。

「それならば、、200人一気に行ってやる!!」

と建物の上に立つ男がいい、一気に何人もが登ってくる。

「やっとやりがいがある!」

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