第10話 苦悩そして、、

、、、あれから二−七までいった。

だがそこから二−六であるやつには勝てなかった。

「じゃあな。」

ついには一に行ってしまった。

、、、俺は一に行くことができなかった。

限界を感じてしまった。

「大丈夫か?」

「アルクさん、、、俺ダメなんでしょうか?」

「何弱気になってやがる。少し前まではアルクさんに勝った!とか師匠に勝った!とか喜んでたのに。」

「そうですね。懐かしいです。」

少し前といっているが2年は経っている。

「まぁお前の快進撃は凄かったもんな。」

「ですね。」

パン!と背中を叩かれる。

「自信をなくすな!お前はできる。俺が会った時正直ここまで行くとは思っていなかった。」

「でもあの人は入ってくる時期も遅かったのにもう一まで、、」

「比べるな。お前はお前だ」

「、、、」

「だがよく考えてみろ。時期が短いということはお前のほうが努力してきたとも考えられる。」

「それはそうですけど、」

「大丈夫。お前はいける。」

見つめてくる。この人を思った。この人は俺よりももっと早く入った。

もっと努力してきた。

なのに負けてしまった。もっと悔しいだろう。

「もう少しやってみます。」

「おう!挫けるなよ!」

「はい!」

といったもののやはり難しい。

魔力、マナ、技術、、、

色々を練習した。

少なくとも自分が完璧だと思える以上に。

結果あれから1年。一に上がることとなった。

「ありがとうございました!」

「おう!ここで手を抜いたらいけないからな!」

「はい!ここからです!」

と話した後に

「、、、たける。せっかくだ。そろそろ学校に行ってみないか?」

と提案を受けた。

「学校ですか。」

「そうだ。これまで苦しかっただろ。ちょっとぐらい、息抜きしてこい。」

「そうですね。じゃあ一度行ってみます。」

そして学校に行くこととなった。

***



序章は終わりです。

次は学園編です!

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