新たな出会い

ー転校初日ー


先生「おーい、みんなー席につけー!今日は転校生を紹介する、じゃあ自己紹介して」



麻衣「は、はい。渋那都から転校して来ました。田宮 麻衣です。よろしくお願いします。。」


先生「じゃあ席は〜、、あそこの席に座りなさい」


麻衣「わかりました」



??「よろしくね!緊張するよね〜?」


麻衣「あっよ、よろしくね!」


未衣姫「私、友枝 未衣姫(ともえだ みいひ)!小学生の時に転校したことあるから、気持ちすんごくわかる!なんでも聞いてね!」


麻衣「ありがとう!正直めっちゃ不安だった!」


隣の席の未衣姫ちゃん、とっても気さくで

可愛い女の子だなあ〜

仲良くしてくれそうな子がいて良かった!


未衣姫「だよね~わかる!」


麻衣「未衣姫ちゃんはどこから転校してきたの?」


未衣姫「私は北白県!てか未衣姫でいいよ!」


麻衣「きたしろ!?海鮮が美味しい所だよね!行ってみたいな~てか!いいの?私のことも麻衣でいいよ~!」


未衣姫「今度案内してあげる☆わ~い!ほら!ふみも照れてないで挨拶しなって~」


史也「お、おう!俺、新川 史也(あらかわ ふみや)っていいます、よろしく!」


未衣姫「っていいます、だって~!(笑)なーに美人の前で固くなって~!」


史也「ちげーし!」


未衣姫「まあ、こんな感じでいっつもバカばっかやってるからさ!仲良くしてね☆」


麻衣「こちらこそ仲良くしてくれたら嬉しい!☆てか!全っ然美人じゃないけどね~!」


先生「おっ早速慣れたみたいだな!」


麻衣「すっすみません!」


クラス全員「わははは」


先生「じゃあ友枝と新川、ウィンタースクールの件についても

しっかり説明しといてくれよな~!」


未衣姫&史也「わかりました~!」


麻衣「ウィンタースクールって?」


未衣姫「冬休みにスキーやりに行く行事があるの!」


麻衣「そうなんだ~!めっちゃ楽しそうだね!」


史也「山で食うカレーがめっちゃウマいんだぜ!」


未衣姫「そこかい!(笑)」


麻衣「あはは!」


未衣姫「てかさ~もうすぐクリスマスだよね?ふみ今年もついに

彼女できなかったんだからセッティングしといてよね~」


史也「おい!てかまだ一週間あるし!相変わらず扱い雑だな~」


未衣姫「冗談だってば~(笑)あたしらが慰めてやるからさ☆」


麻衣「あっ私一応彼氏いるんだ!」


未衣姫「そっか!ごめん勝手に一緒にしちゃって」


麻衣「全然いいよ!」


未衣姫「もしかして遠距離?」


麻衣「うん、そうなんだ、、」


未衣姫「…そっか、やっぱちょっと寂しいよね?」


麻衣「うん…」


未衣姫「だよね…でもなんかちょっぴり羨ましいな~」


麻衣「え?なんで?」


未衣姫「私は生まれてから一度も恋愛したことないからさ~そういう恋の悩みって

経験したことないから、不謹慎かもだけどいいなぁ~って思っちゃう。

ね~ふみ!」


史也「うわっ今さらっと俺の恋愛事情ばらされた気がするんだけど~!」


未衣姫「別にいいじゃん!(笑)」


麻衣「そっか、その考えなかったかも」


確かに悩めるだけ幸せなのかなぁ


♪キーーンコーーンカーーンコーーン


未衣姫「よし!麻衣!放課後なんか用事あったりする?」


麻衣「なんもないよ~?」


未衣姫「わたしらのたまり場案内するねん☆」


麻衣「たまりば?」


未衣姫「うん☆ほ~らふみも早く準備して~!」


史也「ちょ待てよ~!」


未衣姫「はやくはやく~!おいてくぞ~い!」


麻衣「どこにあるの?」


未衣姫「着いてからのお楽しみ~☆」


麻衣「めっちゃ気になる(笑)毎日行ってるの?」


未衣姫「だいたい毎日行ってるかな~あっここだよ☆」


麻衣「もんじゃ屋さん?」


未衣姫「そう!ふみの実家はもんじゃ屋さんなの!美味しいんだよ~!ささ!早く中入って!」


ガラガラッ


史也「って俺ん家だし!まぁいいけど。ただいま~」


史也ママ「おかえり~!未衣姫ちゃんもきたね~!あらっ新しいお友達?」


未衣姫「今日渋那から転校してきた麻衣だよ!」


史也ママ「まあ、はるばる!大変だったでしょう!よろしくね~!」


麻衣「よろしくお願いします!」


史也ママ「小汚い店だけどゆっくりしてってね~!」


麻衣「お邪魔します!ありがとうございます!」


史也「母さんいつものね~!」


史也ママ「はいよ~!」


未衣姫「ねえねえ麻衣!彼氏の写真とかないの?」


麻衣「一応あるけど~」


未衣姫「見して~☆」


麻衣「ちょっと恥ずかしいけど~ちょっと待っててね!」


史也ママ「はいよ~史也!あとは自分でできるね~?」


史也「できる~!」


未衣姫「きたきた!じゃあふみ、いつもの焼き加減でよろしくねん☆」


史也「任せとけ~!」


麻衣「あっこの写真なら見せてもいいかな(笑)隼人って言うんだ!」


未衣姫「わ~!めっっっちゃイケメン!!いいないいな~!こんなかっこいい彼氏~!」


麻衣「そう?ありがと!」


史也「お待たせ~!当店名物のお蕎麦もんじゃで~す☆」


未衣姫「わ~い!はらぺこ~!いっただきまーす!」


史也「長谷県の名産品の蕎麦とミックスしたんだ!食べてみて!」


麻衣「いただきます!」


未衣姫&麻衣「美味しい~!!!」


史也「だろ?てか妙にシンクロしてんね(笑)」


未衣姫「おばちゃん!いつも美味しいけど今日も格別においしい!」


麻衣「初めて食べました!こんな美味しいもんじゃ!」


史也ママ「そうかい?名物だからね~!たーんとお食べ~!」


未衣姫&麻衣「はい!☆」


史也「って、俺の分も残してくれよな~」


未衣姫「はぁ~お腹いっっぱい!ごちそうさま~!」


麻衣「ごちそうさまです!じゃあそろそろ帰ろうっかな」


未衣姫「そうだね~!じゃあおばちゃんまたくるね~!」


麻衣「お邪魔しました~!」


史也ママ「は~い!二人ともまたいつでも遊びにおいで~!」


史也「また明日学校でな~!」


ガラガラッ バタン


史也「お~い俺には挨拶なしかよぉ~」


史也ママ「ふははっまぁいいじゃないの~あんなにカワイ子ちゃん二人にも

構ってもらえてるんだから~!私の息子にしては大したもんだ!!」


史也「もぉ母さんまで~もういいよ~風呂入ってくる!」










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