出会い

ー20:00ー


はぁ〜 疲れた


ゴロン


ベッドに横になり携帯をいじる


なんか何もかも虚しいってゆうか


誰かと何でもいいから話したい…


そうだ、ブログでもやってみるか


とりあえず自己紹介かいて


よしっ


♪ピロリン


あっブログの通知


もう見てくれてる人いるんだ!


へぇ〜どんなところ住んでるんですか、、かあー


えーっと、、


ポチポチ…


えっ、写真見せて欲しい、、かあ


うーんと、、あっこのプリクラでものっけとくか〜


私はこのプリの左側の人です、、と、、


ポチポチ…


そのうち、そのブログ上の友達と


電話で話すようになった


旬(しゅん)と名乗っていた


その人は私より少し歳上の男の子だった


今日学校であった出来事とか


近所のスーパーがどうとか


なぜかスラスラ話せちゃう


その夜もまで旬との会話は途切れる事なく

明け方を迎え

お互いに、朝日綺麗だね〜なんて会話を交わして電話を切った。




ふぁ〜…


??「まーた寝ぼけてんのか?」


麻衣「ふぇ〜?そんなことないし〜」


この子はたまにこうして、休みの日に一緒に遊びに行く男友達


工藤 隼人(くどう はやと)だ。


口が悪いところが玉にキズだけど

なーんか気が合うっていうか楽に一緒にいられて

暇な日はこんな風に雑談しに集合してる。


隼人「まーたそのブログ男と長電話してんだろ」


麻衣「まーね〜!」


隼人「楽しそうじゃん」


麻衣「うん!昨日もってか今朝までたくさん話したけどもう声が聞きたくなってるんだ〜♡」


隼人「へぇ〜…」


麻衣「なに、ヤキモチ?!」


隼人「っちが、なんでおめーにヤキモチ焼かなきゃいけねーんだよっ、!」


麻衣「じゃあ別にいいじゃーん」


隼人「、、あくびうつされたくねーしっ、!」


麻衣「なにそれ〜?」


隼人「、、あんま、顔見た事ない奴、信用すんじゃねーぞ、、」


麻衣「ん?大丈夫だよ〜旬くんは!♡」


隼人「… …」


麻衣「今度隼人にも紹介するからさっ!よし!じゃあ明日のデートのために準備しなきゃ♡じゃあまたね〜!」


隼人「おっおう!また!」


隼人っていっつも心配してくれるけど旬くんはほんとに良い人なのに〜どうしたらわかってくれるかな?


隼人の心配をよそに足早に家路に向かう。


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