第26話

「美奈子。茉梨乃、連れてきた!」


俺らは美奈子のいる教室に戻ってきた。





「茉梨乃ちゃん。あたし、美奈子。よろしくね」



「よ、よろしく…」



「ほんとにふっわふわな子だね。見た目は。でも、中身、全然違うんだって?」



「うん。オタクです」



「オタク!それはまったく見えないね!猫かぶりが上手なんだね」



「…」


どうやら茉梨乃は美奈子の性格とテンションに唖然とし、声も出なくなってしまった様子。









「ほら、美奈子。まだ初対面なんだからさ、もう少し丁寧に接してあげなきゃダメだろ」



「あぁ、ごめんごめん。

 茉梨乃ちゃん、あたし、こんな性格だからさ、よく煉に『男みたい』って言われるんだよね。だからさ、安心してよ。あたしはこんな女癖の悪い最低男とは付き合いたいと思わないから」



「でも、もうその性格直すらしいです。ね、煉くん?」



「あ、あぁ…」


タイプは違っても同じニオイのする2人な気がする…





これから俺、どうなっちゃうんだろ…







END

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【2万打記念】wagamama!【完】 @matcha_plum

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