第17話
「…ありがとう、煉くん」
彼女はそう言うと、俺の唇に軽く触れるくらいのキスをした。
「っ?!!」
俺は突然の出来事に驚き、不覚にも、赤面。
絶対耳まで赤くなってる…
「えへへ。キス、しちゃった」
そんなかわいい顔して言わないでよ。
「煉くんって、女の子と付き合ったことあるの?」
「うん」
「キス、したことある?」
「あるよ」
「どれくらいの人と、おつきあいしたの?」
「…」
…言えない。
女癖悪くて、何人もの女と付き合って、というか付き合いすぎて人数なんてわかんない…なんて。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます