第18話
「…じゃ、行きましょうか」
数分の沈黙の後、崎本くんは口を開いた。
「ど、どこにです?」
向こうが敬語だと、私もつられて敬語になってしまうなぁ…とか思っていると「公園です」と崎本くんは答えた。
何をするのだろうか…?
そう思いながら崎本くんについていく。
思えばこれが、私の運命に繋がる出来事だったんだって、後になってわかった。
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