登場人物【タ行】
第6話
【タ行】
☆たーちゃん
→吉敷大成
☆大丸彩香(だいまるさいか)
お気づきの方は多いと思うが、1stのエピソード2の登場人物は百貨店業からもじりで命名している。とりわけ彩香は、大丸とさいか屋の二つをもじっている。これらの百貨店は町山田という話の舞台にぴったりだったためだ。
夏夫の父、春彦に片想いの高校時代、その後、就職してもルービックキューブだけで余暇を過ごすなど(ルービックキューブは楽しい玩具です。念のため・笑)、人との交わりを嫌ったり、年齢相応の感覚や習慣に踏み込めないままだった。時空郵政という未来の現業嘱託の中で経験した暦人たちとの仲間作りの中で、からを打ち破り、社会を自由に駆け回り、羽ばたく素敵な女性へと転身していく姿を描いている。
面白い発想の持ち主で、二十一世紀の文明社会がスチームパンク文学のような世界だと勘違いしていた。独特の空想少女の世界を脳内に持つ。
彼女の片想い相手だった春彦、その友人である十河大介(そごうだいすけ)との婚約、その傍らにはいつも藤の花と、春日大社のお導きを感じていたという設定である。伊勢をエピソードの中心に据えたお話の中で、春日さんと大神さん等ほかの神社も、希に物語の味付けに、歴史や由緒などを出している。花徽章や神使などを含んだ歴史秘話、縁起秘話である。その一つが、この彩香のお話である。
①東京都町山田市②町山田高校普通科③ルービックキューブ④鈍感さ⑤郵便局員⑥時空郵政嘱託員
☆高島安記(たかしまやすき)
時空郵政職員。彩香の後輩局員。ここかしこでちょっとだけ登場する事の多い人物。番外編の『美瑠さんのタイムテーブル』ではメインキャラクターとして初めて登場。
☆多岐アヤメ(たきあやめ)
幕末あるいは戦国時代(?)に落城したお城から助け出されたお姫様。幼女の頃に現代に連れてこられ、記憶も、感覚も二十一世紀の人間として、以降は育つ。夏見と多岐夫妻、多霧の時巫女の愛情を受けて育つ。桜ヶ丘神明宮の近所で育ち、ヴァイオリンの技術はプロ級である。2ndの第六話で夏見との交友関係が描かれている。
①過去の日本・横浜育ち②京浜芸術大音楽学科③植物栽培・園芸④ヴァイオリン演奏⑤花嫁修業⑥一般人
☆多岐廉太(たきれんた)
音楽家。暦人。アヤメの養父。別名多岐老公。
☆多霧の時巫女(たぎりのときみこ)
鮎沢御厨を本拠地とする中日本を受け持つ時巫女。
☆千勝ヶ丘神社(ちかつがおかじんじゃ)
古代の香澄流れの海の浜辺に面する神社。飯倉からの知念隧道の終点となる場所。道案内の神が祀られている。相馬御厨の御師、香澄流家の家も近い。
☆地中舞(ちなかまい)
晴海の同級生。丘の上女子大でデザインを専攻している。夏夫の幼なじみ。時置人として現代の町山田に暮らす。シスターマリアの姉妹に世話になっている。
☆長慶子の時巫女(ちょうげいしのときみこ)
梁田御厨を本拠地とする北日本を受け持つ時巫女。
☆手久野晴臣(てくのはれみ)
『ゆでめん』の看板を掲げるそば屋の息子。荒上駒子の夫。若い頃は暦人としても活躍した。
☆東鳩ちこ
→森永ちこ
☆時名純一(ときなじゅんいち)
葉織にとって運命の人。エピソードゼロで、スーパーカーショーに向かう彼女たち一行と知り合い仲良くなる。葉織の父の追っ手から大脱出を試みるなど、病気療養中とは思えないパワーを発揮。見事彼女のハートを射止める。というより葉織が彼を気に入って離さない状況である。
三重と東京を行き来しながら、造り酒屋の経営にも乗り出すなど、ビジネスの手腕に長けた男性。進学校を出て、そこそこの二流大学を首席卒業という設定である。推薦入試の葉織には格好良く映る男性像のようだ。
ただし娘の晴海にはつかみ所の無い父親のようで、彼女の話の中に父親の話は出てこない。
①東京都中央区②二流私立大学経済学部経営学科③ドライブ④?⑤会社役員(酒造会社)⑥一般人?
☆時の翁
→白坂紀昭
→勘解由小路克二郎
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