登場人物【サ行】

第5話

【サ行】


☆シスター摩理朱(まりあ)

1stのエピソード5以降たまに登場しては、度々晴海と一戦を交える。相性が良いのか、悪いのか。暦人御師だが、所属は御厨ではなく教会である。そのためカレンダーガールの統括をしている。口うるさい部分もあるが、とても優しく皆に愛情を注いでいる。未来からのカレンダーガールである、地中舞の身元引き受けをしてあげたり、渡英三田子の恋愛成就に協力したりと、面倒見の良い性格である。

ショートショートの番外編(『Extra ep.2シスター摩理朱のお菓子屋さん』)の渡英三田子のお話では老女に扮し、チョコレート店主を装い、晴海と舞を使って彼女の恋愛の手助けをする。マイク花草や晴海の母、葉織など、教会を使う暦人の中では、一番アクティブに活躍している人物である。

①?②?③人助け④晴海の相手⑤聖職者⑥横浜山手カレンダーガールの管理人


☆東雲桜(しののめさくら)

八雲の従妹。八雲と一緒に梁田御厨の御師をつとめる。足利市内の農協に勤務していたが、長慶子の時巫女から引き継いだ梁田御厨の講元宿、小料理屋「ともえ」を経営。二階の小部屋を大正時代の暦人、角川柑子に貸している。


☆島慶文(しまけいぶん)

浜松町の一勘書房店主。栄華の地元の古書店で、幼少期は絶版楽譜を注文した。相南出身で、岩戸神明宮の総代を務める家系の出である


☆書泉千(しょずみせん)

角川柑子が通う高等女学校の家政学教師。だがその実態は大神おおみわ系の時巫女である。


☆書泉百(しょずみもも)

第五シーズンに登場する大神系暦人御師。山村愛珠、夏見糸と三人で娘時代に男性顔負けの大活躍をした。いまは都内お茶の水にある高等学校理事長をしている見た目上品なおばさん。カレンダーガールの瀬尾律姫子や初瀬美蘭の遠縁にあたる。



☆白坂紀昭(しらさかのりあき)

時の翁が使う実世界での名称。平田篤胤の国学を研究する団体の代表者を名乗っている。

→時の翁


☆神代持彦(しんだいもちひこ)

小さな山崎といった感じだ。富久をサポートしているが、自分がまだ未熟なのでフォローしきれない。楽器リペアを天職として祖父の工房で働いている。時置人として二十六世紀から派遣されていたのだが、そのいきさつは少々謎がある。二十六世紀の小中高を出ているので、いつきは自分と同じ時代の人間と思っていた。ところが二十一世紀の人間でフィドルじいさんの本当の孫である。こちらのネーミングも伊勢に因んで、やはり銘菓のもじりである。


☆神保三省(じんぼさんせい)

柑子の婚約者。松阪の高等農林の学生。


☆瀬尾律姫子(せおりつひめこ)

伊勢に住むオルガニスト。彼女の弾く音は穢れをおとす力があると言う。そのため河崎の亜空間書庫と念動隧道の出口付近に別宅を持ち、常に旅人を清めるためオルガンを弾いている。またカレンダーガールの内面を読心術を使って読むことができる。書泉百の姪の娘。


☆十河大介(そごうだいすけ)

大丸彩香の婚約者。奈良の国立大学で物理学を専攻していた。高校教師。

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